田舎暮らし、草原はすばらしい~その2~

2018年6月8日

高齢化や人口減で野焼きをする人たちが年々減少しているようです。

すばらしい草原ですが、なくなったらどうなるんでしょう。

まずは、畜産をされている方々の牛のえさがなくなってしまいます。
草原の草は、春から秋にかけて3回ほど草刈されます。
そのときは、あたり一面草の香りでいっぱいです。

草を集めてロールにし、白いビニールでぐるぐる巻きにされます。

そのロールを各畜産農家さんへ運んでいきます。
草原がなくなると、害虫が発生します。

動物や人に有害な害虫の発生を抑える役割が野焼きにはあります。
すべての害虫を焼き尽くしてしますのです。

おかげで、安心安全に暮らして生きます。

動物だけでなく植物にもメリットがあります。
高原地帯でよく見られる黄スミレなどかなり数が減っていると聞きます。

この黄スミレもすごくちいさいので、背の高いすすきなどが生えっぱなしだと光にあたることができなくて、成長できません。
なので、春一番、まだ何も植物が出ていないとき、一番最初にこのちいさな黄スミレが出てきます。

あたり一面黄色の小さなはなが咲きます。
こんな風に春には小さな花が多いのが特徴です。
これも野焼きのおかげで、毎年毎年花を咲かせることができているのです。

蕨やぜんまいなどの山菜もぞくぞくと出ています。
野焼きをやめたところなどは、木がどんどん伸びて、林になり森になってしまいます。
一度森になってしまうと草原に戻すにはすごい労力が必要となります

牛にとっては、絶好の放牧地になります。
牛は夏の間草原で放牧されます。

その間柔らかい新鮮な草を食べることができます。
こんな風に野焼きのおかげで、人間も動物も植物もいろいろと守られています。

今後は、ボランティアなどで行うところも出てくるようですが、危険も伴う作業なのでくれぐれも慎重に活動していただきたいと思います。

以前、野焼きをしなかったことで、春先バーベキューをしたところ、火が燃え移り、ひどい火事になったこともあるということを聞いたことがあります。
その火事をきっかけに再び野焼きをはじめた、なんて地域もあるようです。

 

多くの人と消防署の協力も必要ですし、雨が降ったら中止になるし、限られた時間、日時で行われなければならないので、調整も大変ですが、今後も数千年続いてほしいです。

 

今日も草原をさわやかな風が吹いています。

秋のこの時期は、すすきが夕日にあたると黄金色に輝きます。風がふくと大海原を回遊している気分になります。



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