退職後に差がつくのは資産額ではなかった…毎日ご機嫌な人ほどお金が残る不思議な共通点

6月も中旬を迎えました。庭先のアジサイが色鮮やかに咲き、田んぼには水が張られ、夜になるとカエルの鳴き声が聞こえる季節です。私たち60代にとって、この時期は「今年ももう半分か」と月日の早さを感じる頃ではないでしょうか。
ところで最近、興味深い話を耳にしました。
資産1億円を超える人たちには、ある共通点があるそうです。
それは投資の才能でもなく、高収入でもなく、節約術でもありません。
なんと、「あまりイライラしない」ということでした。
私は最初、「そんな馬鹿な」と思いました。
お金があればストレスが減るのは当たり前だろうと思ったからです。
しかし調べてみると、どうやら順番が逆らしいのです。
お金があるからイライラしないのではなく、イライラしないからお金が貯まる。
今回はそんな不思議な話について考えてみたいと思います。
株歴50年超のプロが今、買うべきと考える銘柄イライラする人ほどお金が逃げていく
私も60代になって振り返ると、若い頃は本当に短気でした。
車を運転していて割り込まれると腹が立つ。
スーパーのレジが遅いと腹が立つ。
会社で理不尽なことを言われると腹が立つ。
とにかく毎日何かに怒っていました。
しかし不思議なことに、怒っていた頃ほどお金も貯まりませんでした。
なぜでしょう。
理由は単純です。
イライラすると人は「すぐに楽になりたい」と考えるからです。
仕事で嫌なことがあった日は外食。
腹が立った日は衝動買い。
ストレス発散と言いながらネット通販。
気がつけば財布が軽くなっています。
実際、私の知人にもそんな人がいました。
退職金が2,000万円以上あったにもかかわらず、数年でかなり減らしてしまったのです。
原因を聞くと、
「ムシャクシャするから旅行に行った」
「嫌なことを忘れるために高い時計を買った」
というものでした。
もちろん旅行も趣味も悪いことではありません。
しかし感情でお金を使う癖があると、資産形成は難しくなります。
一方で資産を築いた人は違います。
嫌なことがあっても、
「まあいいか」
で終わることが多いそうです。
怒りをお金で解決しようとしないのです。
結果として無駄な支出が減ります。
これは投資テクニックよりも重要なことかもしれません。
◆>>退職後のお金の制度を整理する 知らないと見落としやすい給付制度ガイド(購入者サポート付き)1億円貯めた人は「待つ」ことが得意
資産家の話を聞くと、共通していることがあります。
それは待つことが上手だということです。
株価が下がっても慌てない。
景気が悪くなっても慌てない。
周囲が騒いでも慌てない。
つまり感情に振り回されないのです。
私たち60代は高度経済成長もバブル崩壊も経験してきました。
リーマンショックもコロナショックも見てきました。
そのたびに、
「もう終わりだ」
と言う人がいました。
しかし冷静な人ほど最後には残っています。
これは投資だけではありません。
人間関係も同じです。
家族との口論。
近所付き合い。
親族の問題。
こうしたことでも、資産家は意外なほど静かです。
勝ち負けにこだわらないのです。
私はある元経営者の話が印象に残っています。
総資産は軽く1億円を超えていました。
その方はこう言いました。
「人生で一番高い買い物は怒りですよ」
最初は意味が分かりませんでした。
しかし考えてみると確かにそうです。
怒りで会社を辞める。
怒りで人間関係を壊す。
怒りで投資を売却する。
その代償は非常に大きい。
だからこそ資産家は怒りを買わないのです。
これは年齢を重ねるほど大切な知恵だと思います。
■>>9年連続WEB売上No.1 ウルトラ育毛剤 「チャップアップ(CHAPUP)」実は1億円貯めた人の最大の秘密は「お金に興味がない」
さて、ここからが少し意外な話です。
私は今回いろいろな記事や体験談を読んでいて驚きました。
1億円を超える資産を持つ人たちの中には、お金そのものにあまり興味がない人が少なくないのです。
むしろ一般の人より無関心です。
毎日株価を見ない。
資産残高を何度も確認しない。
他人と比較しない。
ブランド品を自慢しない。
これには正直驚きました。
お金持ちはお金のことばかり考えていると思っていたからです。
しかし実際は逆でした。
彼らが興味を持っているのは、
健康だったり、
趣味だったり、
読書だったり、
家族との時間だったりします。
お金はあくまで道具。
人生の主役ではないのです。
そしてここで、さらに驚く話があります。
ある男性は65歳で資産1億円を達成しました。
ところが達成した翌年、大きな決断をします。
なんと長年続けた資産管理をやめてしまったのです。
毎日の株価チェックもやめました。
投資雑誌も読まなくなりました。
そして始めたことがありました。
それは毎朝の散歩です。
近所の神社まで30分歩く。
帰りに喫茶店でコーヒーを飲む。
家に帰って庭の草取りをする。
そんな生活になりました。
周囲は驚きました。
「せっかく1億円あるのにもったいない」
と言ったそうです。
しかし本人は笑って答えました。
「1億円を貯めることが目的だったら失敗だよ」
「イライラしない人生を手に入れるために貯めたんだから」
その言葉に私は考えさせられました。
多くの人はお金を増やすことを目標にします。
しかし本当に欲しいのはお金ではありません。
安心だったり、
自由だったり、
穏やかな時間だったりします。
つまり1億円貯めた人がイライラしない理由は、お金があるからではなかったのです。
お金を追いかけることを途中でやめたからでした。
これこそが今回の最大の発見でした。
私たち60代は、これから先の人生をどう生きるかを考える年代です。
資産形成も大切です。
年金も気になります。
健康寿命も気になります。
しかし最後に残るのは、口座残高ではなく心の状態なのかもしれません。
雨上がりのアジサイを眺めながら、そんなことを考えた初夏の午後でした。
もし最近イライラすることが増えたなら、一度立ち止まってみてください。
案外、本当に足りないのはお金ではなく、「心の余裕」なのかもしれません。
人生後半戦は、お金を増やす競争ではなく、穏やかさを増やす競争なのだと思います。
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