飲むプロテオグリカン リフリーラを「ひざのサプリ」ではなく、老後の行動範囲を守る費用として考えてみました

朝からセミの声が聞こえ、新聞を取りに外へ出ただけで、額にじんわり汗がにじみます。冷たい麦茶がおいしい季節ですが、私たちの年代になると、暑さだけではなく「今日はひざの調子がどうだろう」と、体の部品を一つずつ確認しながら一日を始めることがあります。
若い頃は、階段を上ることも、床から立ち上がることも、買い物袋を持って歩くことも、わざわざ意識しませんでした。
ところが年齢を重ねると、たった一段の段差が妙に高く見える日があります。
座敷の席を案内されて、一瞬だけ困った顔をしてしまうこともあります。旅行先の石段を見て、「ここは写真だけでいいか」と引き返したくなることもあります。
そこで今回取り上げるのが、「飲むプロテオグリカン リフリーラ」です。
公式情報によると、この商品はサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを機能性関与成分とする機能性表示食品で、1袋1グラム、30袋入りの約30日分です。届出番号はG334で、膝関節に不快感がある人の軟骨成分の分解を抑え、関節軟骨の保護や、階段の上り下り、歩行、立ち上がりなど、日常生活におけるひざの動きの改善に役立つことが報告されていると表示されています。販売価格は公式掲載時点で税込5,378円です。
ただし、今回の記事で考えたいのは、「この商品を飲めば、ひざが若返るのか」という単純な話ではありません。
私が注目したのは、ひざの違和感によって失われていくものは、軟骨だけではないということです。
失われるのは、散歩へ出る気持ち、友人と出かける予定、旅行先を自由に選ぶ楽しみ、そして自分で用事を済ませられる自信かもしれません。
飲むプロテオグリカン リフリーラを、単なる健康食品ではなく、「老後の行動範囲を狭くしないための習慣」という少しニッチな角度から考えてみます。
月5,378円を高いと見るか、外出をやめる損失と比べるか
健康食品を見たとき、最初に気になるのは値段です。
飲むプロテオグリカン リフリーラは、公式サイト上では30袋入りで税込5,378円です。単純に30日で割れば、1日あたり約179円になります。
1日179円と聞けば、缶コーヒー一本ほどです。
しかし、月額で見ると5,000円を超えます。年額では約6万4,500円ですから、年金生活の家計では決して小さなお金ではありません。
私も健康食品の広告を見るたびに、「あれもこれも飲んでいたら、健康になる前に財布が軽くなる」と思います。
血圧、血糖、目、ひざ、睡眠、おなかの調子と、年齢を重ねるほど気になる項目が増えていきます。すべてに商品を買っていたら、毎朝の食卓が薬局の棚のようになってしまいます。
だからこそ、大切なのは「健康によさそうだから買う」のではなく、何のためにお金を使うのかを先に決めることです。
例えば、ひざに不安があることで、週2回行っていたスーパーへの徒歩の買い物をやめ、毎回車を使うようになったとします。
さらに、地域の集まりを欠席し、駅の階段が嫌で電車旅行もやめ、庭仕事も減らしたとします。
本人は、ひざを守るために動かないつもりです。
ところが、外出を減らすことで脚の筋力が落ちれば、ますます動くのがおっくうになります。買い物先で人と話す機会も減り、季節の変化を感じることも少なくなります。
月5,378円が高いか安いかは、商品だけを見ても答えが出ません。
そのお金によって何を守りたいのかを考えて、初めて判断できます。
散歩を続けたいのか。
畑仕事を続けたいのか。
孫と動物園へ行きたいのか。
夫婦で温泉旅行へ行きたいのか。
自分で買い物へ行き、自分で食べる物を選びたいのか。
目標が具体的であれば、健康食品を続ける意味も、やめる基準も見えやすくなります。
一方で、機能性表示食品は医薬品とは異なります。
消費者庁によると、機能性表示食品は、事業者が安全性や機能性の科学的根拠などを届け出た食品であり、特定保健用食品のように国が一品ずつ審査して許可する制度ではありません。表示内容を確認し、自分の状態に合うかを冷静に判断する必要があります。
「機能性表示食品だから必ず効く」と考えるのではなく、「生活習慣を立て直す一つの補助として試す」という距離感が、私たちの年代にはちょうどよいと思います。
また、飲むプロテオグリカン リフリーラは、好きな飲み物に混ぜやすく、味や香り、色もほとんど変わらないとメーカーは説明しています。1日1袋が目安なので、習慣にしやすいことは利点でしょう。
ただし、「飲みやすいこと」と「自分に必要なこと」は別問題です。
最初から一年分をまとめて考えるのではなく、まず一定期間試し、歩行、階段、立ち上がり、朝の違和感などを記録して、自分なりに変化を確認するほうが現実的です。
サプリメントより先に、60代男性が見直すべき三つの動作
ひざに違和感が出ると、私たちは「何を飲めばよいか」を探しがちです。
しかし、飲むプロテオグリカン リフリーラを試すとしても、同時に日常の動きを見直さなければ、せっかくの出費が「飲んで安心するだけのお金」になってしまいます。
私が見直したいと思う一つ目は、立ち上がり方です。
食卓の椅子から立つとき、私たちは無意識に机へ手をつき、腕の力で体を持ち上げることがあります。
これは楽ですが、脚を使う機会を一回減らしているとも考えられます。
もちろん、痛みがあるのに無理をする必要はありません。
ただ、安定した椅子に座り、足の裏を床につけ、少し前へ重心を移しながらゆっくり立つだけでも、自分の動きを確認できます。
二つ目は、階段の使い方です。
ひざが気になると、階段を一気に駆け上がった若い頃の癖が残っていて、かえって負担を感じることがあります。
手すりを使い、一段ずつ、足裏全体を置くように上るだけでも、気持ちに余裕ができます。
「手すりを使うのは年寄りくさい」と意地を張るより、転ばずに自分の足で上るほうが、よほど格好よいと私は思います。
三つ目は、歩く速度ではなく、歩く回数です。
暑い時期に長時間歩くのは、熱中症の心配があります。
7月の散歩なら、早朝や夕方の比較的涼しい時間を選び、水分を取り、無理をしないことが大切です。
一度に一万歩を目指して三日で嫌になるより、朝に10分、夕方に10分を続けるほうが、私たちの年代には向いています。
朝、新聞を取りに出たついでに家の周りを少し歩く。
昼は暑ければ、商業施設の中をゆっくり歩く。
夕方、庭の鉢植えに水をやった後、家の前を一往復する。
大げさな運動ではありません。
しかし、この小さな動きが「今日も自分の足で動いた」という感覚につながります。
ここで注意したいのは、痛みを我慢して運動を続けないことです。
ひざが腫れている、熱を持っている、急に強く痛み始めた、体重をかけられない、転倒後から痛むといった場合は、健康食品を試す前に整形外科などへ相談する必要があります。
健康食品は、診断を遅らせる理由にしてはいけません。
また、薬を服用している人、食物アレルギーがある人、通院中の人は、原材料や摂取上の注意を確認し、必要に応じて医師や薬剤師へ相談したほうが安心です。
同商品の原材料には、プロテオグリカン含有サケ鼻軟骨抽出物が記載されています。サケ由来の原料が使われているため、アレルギーがある人は特に表示の確認が必要です。
健康食品は、「飲んだから歩かなくてよい」という免許証ではありません。
むしろ、飲むことをきっかけに、「今日は少し歩こう」「椅子から丁寧に立とう」「体重が増えすぎないようにしよう」と、自分の行動へ意識を向けるための合図として使うほうがよいでしょう。
私なら、冷蔵庫の横に小さな紙を貼ります。
そこへ毎日、次の四つだけを書きます。
朝の立ち上がりはどうだったか。
階段で不安を感じたか。
何分歩いたか。
昨日より動こうと思えたか。
数字だけではなく、気持ちも記録します。
ひざの状態が少しよくても、家に閉じこもったままでは、生活は豊かになりません。
反対に、大きな変化を感じなくても、毎日の散歩が習慣になり、外へ出る回数が増えたなら、その取り組みには意味があります。
私が守りたかったのは「ひざ」ではなかったという、意外な結末
ここからは、ある60代男性の話として読んでください。
その男性は、退職後、朝6時に起きる生活を続けていました。
会社へ行く必要はありませんが、長年の習慣で自然に目が覚めます。
顔を洗い、仏壇の水を替え、新聞を読み、朝食を取ります。
午前中は庭の草を抜き、午後はテレビを見る。
夕方になると風呂へ入り、晩酌をして一日が終わります。
一見すると、静かで自由な老後です。
しかし、本人には気になることがありました。
数年前から、ひざに違和感を覚えるようになったのです。
病院へ行くほどではないと思っていましたが、階段を下りるときだけ、足を置く場所を慎重に選ぶようになりました。
やがて、近所のスーパーへ歩いて行かなくなりました。
友人から誘われた日帰り旅行も、「長く歩くのは面倒だから」と断りました。
地域の夏祭りの準備も、立ったり座ったりする作業が嫌で欠席しました。
本人は、ひざを守っているつもりでした。
ある日、娘から電話がありました。
「来月、孫と一緒に遊びに行ってもいい?」
男性はうれしくなり、すぐに返事をしました。
孫は小学生で、虫取りが好きです。
ちょうど夏休みですから、近くの公園へ連れて行けば喜ぶだろうと思いました。
その晩、男性は寝る前に押し入れを開けました。
昔使っていた虫取り網を探すためです。
網はすぐに見つかりました。
しかし、しゃがんで奥の箱を引き出そうとした瞬間、ひざに不安を感じました。
「孫の速さについていけるだろうか」
「転んだら、孫に心配をかけるのではないか」
「公園へ行かず、家でテレビを見せればよいか」
そんな考えが次々に浮かびました。
男性は翌日、健康食品を調べ始めました。
そこで見つけたのが、飲むプロテオグリカン リフリーラでした。
膝関節の不快感がある人の日常動作を支えるという表示を読み、「これなら孫と歩けるかもしれない」と考えました。
男性は商品を注文しました。
毎朝、麦茶に一袋を混ぜて飲みました。
そして、カレンダーに丸をつけました。
ところが一週間たっても、本人が期待したような劇的な出来事は起きません。
朝起きた瞬間に足が軽くなったわけでもありません。
階段を二段飛ばしで上れるようになったわけでもありません。
男性は少しがっかりしました。
「やはり、飲むだけでは駄目か」
そう思いながら、台所の椅子から立ち上がりました。
そのとき、ふと気づきました。
商品を飲み始めてから、毎朝カレンダーへ丸をつけるために立ち上がり、ついでに庭を一周するようになっていたのです。
最初は3分でした。
次の日は5分。
一週間後には、近所の郵便ポストまで歩くようになりました。
◆>>8年連続WEB売上No.1 ウルトラ育毛剤 無添加無香料、医薬部外品 の育毛剤「チャップアップ(CHAPUP)」男性は、健康食品に期待したことで、自分の動きを毎日観察するようになっていました。
孫が遊びに来た日、男性は虫取り網を持って公園へ向かいました。
孫は走ります。
男性は走りません。
ゆっくり歩きました。
途中でベンチに座り、水を飲みました。
孫が遠くへ行きすぎないよう声をかけながら、木陰を選んで歩きました。
その日の収穫は、小さなセミの抜け殻が三つでした。
帰宅すると、娘が言いました。
「お父さん、前より元気になったね」
男性は笑って答えました。
「ひざのために、ちょっと始めたんだ」
しかし、本当は違いました。
男性が守りたかったのは、ひざではありませんでした。
孫の記憶の中に、「一緒に公園を歩いたおじいちゃん」として残る時間だったのです。
そして、ここで話は終わりません。
孫が帰った翌朝、男性はいつものように麦茶を用意しました。
袋を開けようとして、手が止まりました。
なんと、その日までの一か月間、男性は飲むプロテオグリカン リフリーラを、半分以上の日で飲み忘れていたのです。
カレンダーの丸は、商品を飲んだ印ではありませんでした。
庭を歩いた日に、自分で丸をつけていたのです。
商品を買ったことがきっかけになったのは確かです。
けれども、男性を公園まで運んだのは、粉末だけではありませんでした。
毎朝、椅子から立ち上がったこと。
庭を一周したこと。
郵便ポストまで歩いたこと。
孫と過ごしたいと思ったこと。
その積み重ねでした。
男性は残った袋を見ながら、少し笑いました。
「私が飲んでいたのは、プロテオグリカンだけではなかった。もう一度外へ出ようという気持ちだったのかもしれない」
健康食品を買うことが悪いわけではありません。
飲むプロテオグリカン リフリーラには、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを含み、膝関節に不快感がある人の日常生活におけるひざの動きを支える機能が報告されているという届出表示があります。
ただし、商品に人生を任せてはいけません。
ひざを支える商品を選ぶことと、ひざを使える生活を続けることは、同じではありません。
私たちが本当に守りたいのは、軟骨そのものではなく、好きな場所へ自分の足で行ける自由ではないでしょうか。
月5,378円を使うなら、その袋と一緒に、毎日10分の散歩も用意したいものです。
サプリメントを飲む日も、忘れた日も、玄関の外へ一歩出てみる。
庭先の朝顔を見る。
郵便受けまで歩く。
近所の人へ挨拶をする。
夏の雲を見上げる。
その小さな一歩が、老後の行動範囲を守る一番確かな習慣になるのかもしれません。



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※本記事は商品の機能性表示や公表情報を参考にした一般的な読み物です。病気の診断、治療、予防を目的としたものではありません。機能性表示食品は医薬品ではなく、疾病に罹患している人、未成年者、妊産婦などを対象として開発された食品ではありません。体調に異変を感じた場合や、ひざの症状が続く場合は、医師などの専門家へ相談してください。
【参考にしたサイト】
・リフリーラ公式サイト「飲むプロテオグリカン 商品概要」
・株式会社イワミズ公式サイト
・消費者庁「機能性表示食品について」
・消費者庁「機能性表示食品の届出情報検索」
・All About
・毎日が発見ネット
・日刊SPA!
・PRESIDENT Online
・現代ビジネス
・NEWSポストセブン
・日刊ゲンダイDIGITAL
