九州の人は、ラーメン=辛子高菜ではないでしょうか。
久住高原でも栽培されている高菜。
高菜は日本の三大菜というのをご存知でしたでしょうか?
野沢菜、広島菜、そして高菜です。
九州では、熊本の阿蘇地方などで多く栽培されています。
少し辛味がある高菜。
昔からよくお漬物で食べていました。
今ラーメン特にとんこつラーメンには、欠かせない辛子高菜が品不足だというのです。
高菜チャーハンなどもよく食べます。商品化にもなっていますね。
どうしてこんなことに。
私の住む九州では、高菜を多く作っています。
周りの農家さんも、たくさんの高菜を作り、シーズンには、道の駅などに大量に出荷しています。
おばあちゃんたちが、束になった高菜をコンテナに入れて大量に持ち込みます。
これがバカ売れなんです。
予約している方も多く、店頭には、ほとんど並ばないこともあります。
買って帰る人は、ほとんどが漬物になります。
それぞれの家庭のオリジナルの樽やつけ方、塩梅でおいしい漬物になります。
そんな農家さんからも、今年は不足やったということを聞いたことがありません。
高菜はどこへ、行っているのでしょうか。
ある漬物屋は。10年前は300トンだった販売量は、現在700トンに膨れ上がったそうです。
高菜人気ということでしょう。
もっとも影響しているのは、コンビニのおにぎりのようですね。
今までは、九州限定とかで、発売していたのですが、今は、全国区で販売が開始されたようです。
おまけに、国内産と外国産(中国産)ですが、値段もほとんど変わらないとのこと。
そうなると安心安全な、国内産を使いますよね・
首都圏でのスーパーでの高菜の売上も急伸。毎年前年比アップだそうです。
クックパッドでも検索頻度も5年前の1.5倍になったそうです。
漬物としての利用価値も出てきたみたいで、引っ張りだこの高菜。
一方国内の生産力は、農家の高齢化もあり年々減少しているということです。
かつて一大産地だった福岡県JAみなみ筑後では、高齢化による引退やセロリやナスなどの園芸品目に転換する農家が増えて漸減。栽培面積は10年前の3分の1まで減ったそうです。
おそらくみんな高菜なんかノーマークだったんでしょうね。
以前は高菜を栽培していた方々も、今はセロリなどに転作されている方も多いそうです。
これからは、漬物会社やラーメン会社などが、畑を買い取り、自社で高菜を栽培する日が来るかもしれませんね。
九州では、昔から高菜を食べる習慣があるので、なくなってしまうととても寂しいです。
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