田舎暮らしは、お金では買えない裕福さがあります。

お金では買えない裕福とはいったいどんなものでしょう。

お金では買うことができない裕福さとは、人間関係、それとも心の癒しなのでしょうか?

私が思う田舎の裕福のひとつをご紹介します。

「大工さんの日曜大工」という話を聞いたことがあります。

あるところに大工さんがいます。大工さんが朝出かけようとすると奥さんから、台所の棚を直してくれるように言われます。

大工さんは、明日お休みなので、俺が直してやろうといいます。

次の日、大工さんは1日かけて、台所の棚を直し、ついでに天井もきれいに張りなおしました。さすがプロです。見違えるようにきれいになりました。

しかしこの1日は、大工さんにとっては、休日でした。だから1銭の収入もありません。

 

この大工さんには、水道屋さんの友達がいます。

ある日、その水道屋さんから電話がありました。台所の棚が壊れたから、直してくれないか。大工さんは翌日うかがうことにしました。それを聞いていた大工の奥さんがいいました。そういえばうちの水道が壊れているの。

結局、大工さんは水道屋さんの家に行って棚を直し、水道屋さんは、大工さんの家に行って水道を直しました。さすがにプロです。両方ともきっちりと直してくれました。

二人ともプロですが、タダで仕事をするわけにはいきません。代金の支払いはどうしようかと。二人は相談しました。

ふたりとも1日の手間賃が2万円。たいした材料もかからなかったから、互いに材料代は請求しないことにして、2万円で折り合いがつきました。

ここでお互いが、それぞれ2万円を支払うと所得になってしまい税金がかかります。友達なんだからここは、代金をちゃらにしてなかったことに。

というわけで、ふたりとも2万円を財布に戻しました。これで税金の分だけ得をした・・・

仕事は、終わったが金は動かなかった。お互いの家に行き、修理をした日は、二人にとっては、休日だったことになります。

正当な労働の対価として互いに2万円ずつ請求し、支払いが完了したら、その経済活動は、合計4万円としてGDP(国内総生産)に加算されます。

しかしチャラにした場合には、お金が動かなかったのですから、経済活動は、行われなかったことになります。

お金が動かなかったので、景気が悪いわけでもありません。GDPに4万円の差があっても生活の質に変わりはありません。

田舎暮らしには、物を買わず自分で作る、人に頼まず自分でやるなど、経済外的な活動がかなり関係していきます。

全てお金で換算される世の中で、お金に換算することの出来ない仕事をやることで、お金の動きは少なくても、そのわりに生活の質は、高く保たれています。

これがお金では、買えない裕福さなのです

このことが、都会の人が見ると、あまりお金が動いていなくても、田舎の人が裕福に見えてしまうところなのかもしれません。



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by カエレバ