田舎の自治体には、いろんな補助金が落ちてきます。
以前、道の駅に勤めていた時に、地域の住民が、自分たちが道の駅にお弁当などを出せるよな加工場が欲しいと言い出したのです。
そこで自治体は、それに見合う補助金をどこからか取ってきて、立派な加工所ができました。
ほかにも補助金という名目で、様々なイベントが行われ、いろんな販促物が作られ、いろんなえらい人たちが講演会をし、歴史に関するものが復元されたり、それはそれは様々な補助金であふれています。
ここでは、補助金の使い道というよりは、田舎は、その補助金目当てでいろんなドラマがあるということをお伝えしたいのです。
田舎では、補助金をめぐるドラマが繰り広げられています。
例えば、補助金をもらって、ある事業を立ち上げました。立ち上げ当初は、出資金も募り参加したい人は、みんな役員として受け入れようということでした。しかし、いざ立ち上げるとなると、出資金が出せない人や、働く人がいなかったりで、とても大変でした。
当然事業も赤字です。2、3年してようやく黒字化に目途が付いたときに、新たに施設を拡張するために、再び補助金をもらうことになりました。
いざ、補助金が出ることになった時に、「そんな話は聞いていない」とか「そんなに簡単に補助金が出るなら俺にも回してくれ」とか、「販売所を作るから補助金をくれ」とか「一か所に補助金を出すのはおかしい」だのいろんな意見が出てきました。
また誰それの息子のところだから、補助金が優遇されているとか、土地の権力者だからとか市長とつながりがあるとか、様々なうわさが絶えません。
田舎は、うわさがすごい
最後には、補助金の私物化だ・・・とまで言われます。
本当に嫌になります。
一生懸命に赤字の企業を黒字化に向けて頑張ってきた人に、いざ補助金が出ることになると様々なことを言ってきます。
できれば、赤字の企業をここまで黒字化したのだから誉めてもらいたいものですね。
しかも議会などで、批判していた人たちは、過去に自分たちも補助金をもらっていた人だったり、その補助金を使って事業を失敗した人だったりしたことです。
その責任を取らずに、また補助金をもらおうとしていたことには、本当に驚きます。
本当に頑張っている人たちを批判する感覚に大いに反発を感じました。
こういう田舎の政治が、伸びる芽を摘むのは、本当に心外です。
こういうのが嫌で、都会から来た有能な人(田舎の有能な人も含む)たちは、この田舎を出ていきます。
早く、こういう田舎政治をなくした方がいいと思う、アラフィフの星でした。
だったら政治家になったらいいのにと思うでしょうが、そんな器ではないのであしからず。
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