田舎では、新聞の読まれ方が、都会とは少し違っています。
最近では、インターネットの普及で定期購読の新聞を契約しない家庭も多いと思います。
しかし、田舎では、まだまだ新聞は重要な情報獲得ツールなのです。
都会暮らしでは、毎朝新聞が配達され、夕方になれば、夕刊が配達されるのが普通でしょう。
田舎に関しては、まずこの辺りから少しちがいます。
私の住んでいる大分県では、大分合同新聞という地方の新聞社が、もっとも有名で、多くの人に読まれています。(私もこの新聞の大ファンです)
私がこちらに引っ越しした時は、そんなことわからないので、とりあえず、読売、朝日、毎日、産経などの大きな新聞社の新聞をお願いしました。
それらの新聞は、朝刊はあるけど、夕刊は、ないんですね。でも大分合同新聞だけは、夕刊もあるんです。
それは、まあしょうがないかと思います。新聞の物流の関係もあるのでしょうから。
そこで、疑問がひとつ。
夕刊を配るのに、この地方新聞だけのためにわざわざ配達するのでしょうか。
田舎でも町の中や、配達する従業員やアルバイトを確保できているところは、ちゃんと夕方に配達しているようです。
しかし、そうではない地域は、な、なんと、翌朝の朝刊と一緒に昨日の夕刊が届きます。
情報的には、朝刊を見れば必要のない記事も多くありますが、田舎の人は、文句ひとつ言いません。のんびりしているというか、おおらかというか。
なので、毎朝、前日の夕刊に目を通して、それから当日の朝刊を見ることになります。
なぜ大手の新聞社の新聞が人気がないのでしょうか。
都会から来た人間にしたら、地元の新聞より、全国区の新聞の方が、いいような気がします。
ところが、田舎にずっと住んでいると、やっぱり地元に根差した新聞社の方がメリットがあることがわかります。
その理由は大きく二つあります。
そのひとつ目が、地域の話題が、すぐに新聞に取り上げられ、地元密着の新聞記者が、どんなに小さなイベントにも顔を出してくれて、記事を書いてくれます。田舎の人にとって、新聞に掲載されることは、とてもうれしいものです。
また、その掲載された記事をベースに、その日の話題に花咲くのです。なので、話題について行こうと思えば、同じ新聞を読んでいないと、話題について行けないのです。
大手の新聞だと「県」レベルの話題は、ありますが「市」レベルでの話題は、やはり地域密着の新聞社でないとだめなのです。
バリバリのサラリーマンなどには、少し物足りない新聞かと思いますが、田舎のおじいちゃん、おばあちゃんにとって、そこまで詳しい世界情勢や経済動向は、あまり気になりません。それよりも地域の様子がよくわかる新聞が受け入れられます。
地域の新聞が受け入れられる、もう一つの理由は、「お悔み」欄です。
どこの誰が、亡くなったという情報は、すごく重要で、知り合いがもし亡くなっていたら、お葬式にも顔を出さなくては、なりません。
このお悔やみ情報が、地域新聞の需要な情報の一部分を占めています。
このように、田舎では、まだまだ地方新聞が有力な情報媒体となっているのです。
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