ピザは頼むものか作るものか
田舎暮らしでは、不便なことが多いのです。特に買い物に関してはそうなのです。
ちょっとピザを食べたいと思うと、都会では、注文票を見て、好きなピザを選び電話をして、ピザが届くのを待つだけでいいのだすが、田舎暮らしでは、山奥まで届けてくれるピザ屋さんはないので、どうしても食べたいときは、作るしかないのです。しかも材料も買いに行くことができないので、食べたいピザを作るというより、作れるピザを作るしかありません。(不便ですね)
都会の人は30分を待つことで時間をつぶしますが、田舎の人は、この30分を作ることで過ごします。
なんだか都会と田舎では、同じピザを食べるにも、こんなにも時間の使い方が違うんですね。なんだかおもしろいです。
ほかにも比べてみましょう。
わかりやす所では、外食でしょうね。都会ならば、食べに行く移動で時間を使います。田舎ではこれまた、作ることで時間を使います。
畑での野菜つくりもそうです、都会では、八百屋で買ってきますが、田舎では、時間をかけて作ります。
お米も同様。時間の長さが全く違います。このようなゆったりした時間の使い方が、田舎がのんびりしている由縁なのかもしれません。
不便さも多々ある田舎暮らしですが、ゆったりと野菜の成長とともに時間を過ごすなんて、なんだか風情があると思いませんか。
都会では、毎日、時間単位、分単位、秒単位で行動を迫られる時があります。一方田舎では、季節ごとのスパンで、活動します。この時間の長さが、日本の四季に合っているためにより風情を感じさせるのです。
不便さも風情があるのです。
遠いお店に行く道中、ピザを作るその時間、なんでもすぐにはできないけれども、その与えられた時間をゆっくりと過ごすことにより、心の安心感というか余裕が生まれてくるのだと思います。その余裕が精神的にはすごく贅沢な時間なのです。
また不便がゆえに、人は行動的になるのです。それが田舎暮らしの楽しみの一つでもあります。
都会暮らしを長くしていると、この「作る」という行動に思いつかなくなってきます。本当は、自分自身、動きさえすれば、不可能なことはないのに、はなからその発想がなくなってしまっていることに気づくでしょう。
人間便利になればなるほど、不自由だったころのことは、忘れてしまうものです。
田舎暮らしでは、そういった不自由さを、再び思い出させてくれて、その重要さ、までもを再認識させてくれる場所でもあるような気がします。
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