毎週決まった曜日にやってきます。
都会でも団地やマンション、住宅などが多く立ち並ぶところには、今でも軽トラックの荷台に、焼きもやラーメンをのっけてやってくる、移動販売があるのではないでしょうか。
先日、中学校から帰ってきた息子が、帰って来るやいなや、財布を探し出しました。
「どうしたん?」と聞くと、「焼き芋屋がいってしまう」というのです。
そうです、学校帰りに軽トラでやってきた移動焼き芋屋とすれ違ったようです。
確かに「いしや~きいも~ おいも~」の声が聞こえます。
どうしても、その焼き芋が食べたくなったのでしょう。焼き芋屋の車とすれ違うと、焼き芋のいい香りがします。
我が家は、冬になると、いつも道の駅などで、買った焼き芋を食べる習慣があるんです。
その道の駅の焼き芋は、紅あずまという芋の種類で、温かく、芋を二つに割ると、黄金色をした、ほかほかの芋の中身が現れるんです。
その芋が、とてもおいしいので、彼もその芋を、学校の帰り道に、焼き芋屋さんとすれ違ったことで、思い出したのでしょう。
ばたばたと、財布をさがし、慌てて外に飛び出していきます。
そして、数分後、げんこつ大の大きさの焼き芋を片手に帰ってきました。そしておいしそうにかぶりついていました。
しかし、彼の表情が、見る見るうちに変わります。「おいしくない!」
その芋を見てみると、なんだかぱさぱさのジャガイモのようなサツマイモだったのです。色も黄金色とは程遠く薄い黄色で、ぱさぱさしています。
せっかく楽しみに、財布を探し、焼き芋の軽トラックを追いかけて買いに行った息子が少し不憫になります。
これも、ひとつの社会勉強といえばそうなのでしょうが。
もう息子は、二度とこの焼き芋屋さんでは、芋を買わないと誓っていました。息子も商売は、一度お客様を裏切ると、そのお客様は、二度と戻ってこないということを身をもって知ったことでしょう。
ちなみに焼き芋は、げんこつ大の大きさで300円だったそうです。1グラム2円というところでしょうか。
その後、何日間はこの焼き芋屋が、我が家の前を通り過ぎますが、こちらから声をかけることはありません。
焼き芋屋とは別に、以前ラーメン屋もやってきてました。
このラーメン屋、毎週木曜日、夕方5時くらいにやってきます。最近は、子供たちが、部活動で帰りが遅くなったので、買うことはなくなりましたが、冬の寒い日、まだ子供たちが小さかった頃は、よくお世話になりました。
でも最近この近辺で、このラーメン屋さんを見なくなりました。我が家が買わなくなったからかなぁとちょっと心配してします。
夜の8時、9時くらいに来てくれると買うタイミングなのですが、5時くらいでは、まだ家に誰もいません。
こういった移動屋台は、冬になるとすごくいい雰囲気になります。
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