宴会などであまり気にしたことはなかったのだが
田舎には、都会から来た人が、「おやっ」と思うことが時々あります。
私も、長い間、田舎暮らしそしているためにかなり慣れてきた感じは、ありますが、改めて考えてみると、これは少し封建的だなと思うところがあります。
もっとも、封建的な風習が出るのは、やっぱり飲み会や宴会ですね。
男性と女性では、どんなに経験を積んだ年配の女性のおばさんより、成年男子の方が上座に座ります。同時に年齢に上位の者から順番に上座から座っていきます。
それと、役所に勤めている人の方が、民間で働いている人よりも上座になることが多いと感じます。
いくら企業の部長などをやっていたとしても、市役所の課長の方が、必ずと言っていいほど上座に招かれます。
この場合、若い政治家や、若くてもえらい役人さんがいた場合も上座となります。やはりお役所関係の地位は、田舎においては、かなり上位です。
やっぱり田舎では、役所関係のお仕事は、さすがにお偉いさんなのですね。
田舎の人にとっては権威があるものに価値があるという考え方が、まだまだあるようでそのあたりは、封建的な色合いが強いのです。
封建的なところはこれくらいです。
しかし、最近の田舎の若者は、そんなに封建的とも言えません。
若者同士の飲み会では、好きな場所に好きな人とすっわり、時にはくじ引きなどで席を決めたりします。
ひとつは、お酒を飲まない若者が多くなったということも関係あるかもしれません。
昔からこの田舎を守ってきたおじいちゃんたちは、お酒を飲んでべろんべろんになっています。
ところが、お酒を飲んでいない若者は、アルコールに飲まれることなく、シャキッとしています。
以前の飲み会では、地元の重鎮たちが、若いものを捕まえて、お酒を酌み交わしながら、いろいろと人生についてのお話(説教)をしていたのですが、最近の飲み会では、そういう場面はあまり見ることが少なくなりました。
重鎮たちは、重鎮たちで、お年寄り同士固まってお話をし、若い人たちは、若い人でノンアルコールで盛り上げっています。
私たちの若いころは、翌朝のことなんか考えもせずに、「吐くまで飲む」というのが飲み会の楽しみ方だったのですが、最近そこまで飲んで酔っ払う若者はいません。
私も含め、年配の方々は、こういった状況を少し寂しく感じているようです。
お酒を飲んで、コミュニケーションをはかることで、人と人とのつながりが深くなっていった時代の人間にとっては、これから少し寂しい忘年会が続きます。
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