春の風物詩「野焼き」が最盛期です。「火事です!!」

高原の春を象徴する行事「野焼き」が行われています。

いたるところから白い煙が立ち上っています。

これは、あちこちで野焼きが行われてる証拠です。

この野焼きを行わないと、春に咲く小さな花をキレイに見ることができません。

春の花は、小さいので、背の高い枯れたすすきなどが、そのまま残っていると、春の暖かい日差しを受けることができずに、育たないのです。

 

この野焼きをするおかげで、あたり一面、真っ黒な大地になりますが、2週間もすれば、一面緑色の絨毯に変わります。

そしてその緑の絨毯の中には、キスミレや春りんどうなどが咲きます。

短い期間ですけど、とても春を感じる時間です。

 

先日、この野焼きで、火事が起きたんです。

めったに、野焼きで火事になることは、ないのですが、火事になり、新聞にも出てしまいました。

 

私は、その野焼きには参加していなかったのですが、火事になったと思われる時間に、私の携帯電話には、ラインや、電話がどんどんなり、火事の報告がありました。

 

状況は、野焼きをしていたら、近くにあった、ロッジに燃え移ったというもの。

この日は、もともと風も強く、野焼きで炎がたつとさらに、風にあおられて、燃えカスや、燃えている途中の枯れ草が四方八方に飛び散るのです。

その飛び散った、燃えカスから、全然関係ないところ、はるか数十メートル先からも火が出ていたりするのです。

今回も、そのような感じで、火が出たことに気が付かず、気が付いたときには、時すでに遅し・・・ということで、ロッジが二棟燃えてしましました。

消防は、すぐに駆けつけたのですが水の確保が難しく水はたくたくさんあるのですが、流れている小川をせき止め、そこからポンプでくみ上げるという作業を行わなければなりません。

地元の消防団も手伝い、何とか鎮火。

その二棟の建物は全焼でした。それよりも周りの草原に火の粉が降り注ぎ、火事が広がらないかと、そちらのほうが心配でした。

 

今回の野焼きもそうですが、田舎の人不足は、深刻です。

もう少し人数がいたならば、周辺に見張りの人を配置しておいたり、建物などにもあらかじめ、水をかけたりして、火事を防ぐことができたのです。

実際今までは、そうしていたのですから。

 

でも、野焼きに参加できる人数が減ってきたために、その見張りの人が十分に足りずに、今回の火事につながったといえます。

また、大活躍してくれた消防も、消防団の人が、大勢来てくれたおかげで、長いホースを這わせて、小川をせき止め、水をくみ上げることができました。

消防団の数も減ってきています。

 

田舎では、こうした人口減少による、隠れた被害が、出始めています。

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