田舎での商品作り ~まだ可能性はあるのか~

ちょっと昔、道の駅で働いていた頃は、自分たちのオリジナル商品を作ることに働き甲斐を感じていました。

食品ならば、当然のごとく、地元の食材を使ったもの、野菜、果物、乾物など、何でもあります。

 

その中から、加工品として、魅力のあるものを作るためにいろいろと考えます。

 

私の住んでいる大分では、「かぼす」というかんきつ類の一種でもあるすだちに似たような、果実があります。

 

大分の人は、なにかしらこのかぼすを使いたがるのです。

大分=かぼす、なので、使わざるおえないというところもあるのでしょうが、このかぼすを使った商品は、ほとんど出尽くしているといっても過言ではありません。

ジャム、味噌、洋菓子、和菓子、おまけにカレーにまで入っています。

どれもとってつけたような商品ばかりです。

どれも味はそこそこおいしいのですが、決め手がいまひとつなのです。

インパクトがあれどおいしくなかったり、おいしいけれどパッケージがいまいちとかです。

 

しかし根本的な問題は、そこではありません。

儲けが出るかどうかなのです。

 

その商品を販売して、本当に儲かることができるのでしょうか。

よく考えて見ましょう。

 

作る時は、すべて売れた時のことでしか考えていません。仮に100個作って、70個しか売れなければ、原価を売価の7割に設定したところで、儲けは0なのです。

ほとんどの地方でつくる場合、すべて売れることを前提にしているので、儲けがほとんど出ません。

1回目のロットは、人に差し上げたり、サンプルとして、提供したりして、ほとんどなくなるでしょう。決して「完売」ではありません。

それを売れたと勘違いして、2回目のロットを発注します。調子に乗って、前回と同様、もしくはそれ以上で発注を入れます。

 

それが、売れずに在庫の山となることがほとんどでは無いでしょうか。

結局、原価で販売するも全く売れず、賞味期限を迎えるのです。

そして、3回目の発注に躊躇してしまうのです。

ゆくゆくは、その商品は自然消滅してしまいます。

今までこのような商品をいくつも見てきました。

私も同じような経験をしています。

もっときっちりとマーケティングをして、商品作りをすればよかったのですが、きっちりマーケティングをすればするほど、商品を作ることが、利に叶ってないことがわかります。

補助金でしか作ることのできない、地方の加工品には、限界があるような気がします。

あまり大きなロットで作らず、また販路もそんなに広げずに、細々と道の駅などでコンスタントに販売して行くことが、もっとも賢明では無いでしょうか。

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