道の駅での仕事は、副産物として、地元の人たちのことをよく知ることができました。
都会から引っ越してきた私のとっては、地元の人たちと親しくなるということが、学校関係以外では、接点がないためになかなか難しいものでした。
そんな時に、地元の農家さんを次々に紹介されたり、野菜の納品の時に会って話をしたりするうちに、どんどん地元の輪が広がっていきました。
このまま、道の駅に勤務し続ければ、地元では、かなり有名人になれるぞ!、、、とも思いました。
地元のケーブルテレビにも、旬の野菜の紹介などでたびたび出演し、知らない方からも、スーパーなどで買い物をしていると声を掛けられるほどになりました。
そんな中、次に私が着手した仕事が、道の駅オリジナルの商品を作ることでした。
道の駅も数が増え、競争が激化しはじめていました。
なにか特徴のある商品を販売せねば、と思い、それならば自分たちで作ればいいということになりました。
まずは、どんなものを作るのかを検討します。
基本は、地元のものを使った商品を作ることです。
特に地元であまっているもの、使い道のない食材などが商品作りには、重宝されます。
加工した商品を販売するので、同時に加工をしてくれるとところも探さねばなりません。
いろいろと紹介されたり、自ら開拓していくしか方法はありません。
地元では、基準を満たす、工場などが見つかりませんでした。
あくまで個人レベルの商品を作るところはあっても、将来的に全国に販売する場合、規模や衛生面で不安があるところがほとんどでした。
まずは商品ということで、地元の芋を使ったお土産用のお菓子を作ることになります。
この商品は、爆発はしないがじわじわと売れるような感じで、今でも販売されています。
パッケージのデザインにもお金をかけたし、周辺の観光施設でも販売してもらいました。
小規模ながら、販売数は安定し、成功事例といえるでしょう。
次に、おかゆや牛肉味噌を投入しました。
ここでは、お隣の熊本県まで行って、作成を依頼しました。
この熊本の会社は、とても親切で小ロットでも、ものづくりを受けてくださいました。
それがあって売り上げも順調に伸びていきました。
その後も次々に新商品を開発しては、道の駅で販売していきました。
道の駅という強い販売店があるからこそできた商品です。
その加工品を作るために、多くの農家さんから材料も仕入れました。
まさに理想の形です。
そんな時、熊本の食品加工会社から転職のお誘いを受けたのです。
アラフィフ、自分のできることを棚卸ししてみる。(その10)はこちら
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