地方(田舎)での商品作りのノウハウ

2018年11月22日

今も多くの地方の方々が、自分たちの作った作物を使ったり、地元由来の材料を使ったりして、加工商品を作っていると思う。また作りたいと思っていると思う。

私も以前は、いろんな加工品を作ってきた、「地元産○○を使った」とか「ここでしか変えない○○」とか。

商品を作るまでは、すごく楽しいが、いざ、販売となると毎日在庫の山を見なければならないという現実が待ち受けています。

初回納品は、一定の数の注文がありますが、その後継続して注文が来るかというと、数個単の発注だったり、全く注文がなかったり。

そりゃそうかもしれません。これだけ多くの商品が次から次に出てくるわけですから、販売するほうも、常に新しい商品を仕入れたいわけです。よっぽど爆発的に売れる商品ならば、継続発注もあるかもしれませんが、そんな商品は、ほんのごく一部です。

さらに、商品作りは、商品そのものはもちろんですが、包装紙やパッケージの箱などに初期投資がかなりかかります。箱型の型代や木枠代など初めにかなり投資が必要です。一回限りになるかもしれない、箱の製作のために作るわけです。

商品を地元の材料で作るわけですが、作るのは、それなりのどこかの工場に委託せねばなりません。

確かに材料は、安く提供できるかもしれませんが、作ってもらうために加工場へ支払う代金も馬鹿になりません。その商品に、先ほどのパッケージ代、箱代、袋代、デザインにもお金をかけていたらデザイン代などなどが加算されます。

結果お店に並ぶときは、普通の大企業が作った商品の倍もしくは、それ以上の価格で店頭に並ぶことになります。

果たしてその商品が売れるでしょうか。

味も、半ば無理やり地元のものを使って商品作りをしているので、一般の人には、おいしいと思われる商品は少ないと思われます。

中には発想の転換で、一回は売れるかもというものもありますが、こういう商品は、あくまでもお土産として一回は買ってくれるでしょうが、リピーターにはなりにくいものです。

という具合に、地元、地方で作った商品はすごく売りにくいのです。

で、どこで販売するのかというと、道の駅とか、デパートの催事とかになります。

あくまでもお土産としてしか販売できないのも弱点です。価格は高いし。それでも作った人たちは、満足します。自分たちの成果として、その商品は爆発的に売れると思っています。

そんなに甘くないですよ。

数年もしないうちに、そのような商品は、なくなっています。

倉庫には、包装紙や箱などが大量に残ります。

ほとんどが、補助金を使っての作成でしょう。

結局儲かったのは、誰だったのでしょうか。

地方発信の商品を売るのは、コストの面からも味の面からもほんとに難しいと思います。



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