草原の野焼きがぼちぼち始まっています。
私の働いている所は来週野焼きをすることになっていますが、周辺は一部野焼きが終わっています。
青空と黒い大地のコントラストが、なんだか不思議な感じです。
野焼きとは、春になると、枯れた草花を一気に燃やしてしまう作業です。
一気に火をつけて、枯れた草を燃やしていきます。広い地区の野焼きを行うときは、30人くらいが集まって作業を行います。この作業も1日がかりで行うので、終わったとは鼻の中とか真っ黒になります。
この野焼きを行うことで、害虫の発生を防げるし、畜産農家のための牧草の成長も助けることになります。
その、野焼きのおかげで、野生ではなかなか成長しずらい、ちいさな花たちが花を咲かせることができます。
人間の手が入らないと、この小さな花たちは、咲くことができません。
(この小さな草花のことをスプリングエフェメラル 春の妖精とも言います)
野焼きをした大地に、背の高い草がないので、背の低い小さな花も咲くことができるのです。
車で、通勤途中の草原は、ご覧のように真っ黒です。
雨が降る日もあれば、晴れる日もあります。春の天気は気まぐれです。その中でタイミングを見て野焼きをします。
一番いいのは、野焼きをした後に雨が降り出すといったタイミングが最高ですね。
天気の良かったこの日は、自宅からも、のろしのような白い煙があちこちから見ることができました。
そしていつも行く温泉には、草が燃えたあとの灰が、露天風呂にもたくさん降ってきています。
この真っ黒な大地にキスミレやわらびが出てくるのも間もなくです。
一雨ごとに黒から緑へと大地が変わってきます。
仕事場の周辺も来週あたり、野焼きをすることになっているので、そのときは私も参加しなければなりません。
雨が降らなければいいなと今から願っています。
野焼きが始まると同時に、花粉症もでてきます。
この野焼きの後は、山菜の宝庫になります。
わらびにぜんまい、こごみ、ふきのとうなど、この時期にしか取れない山菜がわんさか出てきます。
それを取りに来る観光客の方もおおく、自由に草原で取っています。
ただ、草原の土がやせているせいか、わらびなどは細く、決して太くはないです。
このとったわらびは、この辺の温泉水(炭酸水素塩泉もしくは炭酸泉)に浸しておくと、1日できれいな緑色にかわり、立派にあく抜きができます。
蕨を取りに来た時には、ぜひ温泉水も一緒に持ち帰ってください。
温泉水は長湯温泉(御前湯)に行けば、入り口で自由に持ち帰ることができますよ。
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