道の駅などで販売用の田舎での商品づくりの仕方教えます

2018年12月11日

どのように田舎で売れる商品を作っていくのか?

道の駅などに野菜などを出荷している生産者さんたちは、国の政策もあってか、いつの間にか農業法人を立ち上げていたりします。

今は牛などの家畜のえさになる飼料米などがブームだが、まだまだ普通の食用のお米をたくさん作っている農家さんは多くいらっしゃいます。

そんな農家の人たちに集まりの農業法人は、農協に毎年何十トンという量を買ってもらっています。相変わらず価格も安いし、すぐに現金になるわけでもないので、できるだけ自分たちで、少しでも高く販売したいと思っています。

よく、お米を売ってくれないかと相談を受けますが、売り先がなかなか見つかりません。

少しずつでよければネットなどに掲載すれば、それなりの価格で販売できるのですが、一気に何十トンもといわれれば、どうしても価格を安くたたかれます。

農業法人にとっては、少しずつというのが苦手のようです。一発で売りさばきたいというのが本音でしょう。それでは価格はなかなか高くならないのが現実です。

お米の販売に困ったら、次に思いつくのが、米粉にして販売しようということです。

そしてここで補助金の登場です。

補助金で米を粉にする機械などを購入します。

そして米粉を作り、いざ販売しようと思うわけです。

ところがこちらは、もっと大変です。

米粉を作りひとつずつ袋につめて、販売用にしなければなりません。

一気に販売したい人たちにとっては、この作業はとても疲れます。

最後に残るものは

結局、米粉も売り先がなく、機械だけが残ってしまいます。

次に野菜農家さんですが、これも米農家と同じような結果になることが多いです。

野菜を大量に作るわけですが、露地栽培だと、収穫できる時期が、だいたい似通っていて、大量に同じ商品が出荷されるわけです。そうなると価格も下がり、ちっとも儲けになりません。

そこで考えます。この大量にある野菜をどうにかできないかと。そこで野菜カットや野菜乾燥マシーンの登場です。

野菜をカットして販売すれば、きっと売れるであろう。野菜を乾燥させて日持ちさせれば無駄にせずにしかも長持ちして売りやすいだろうと。

しかし、これも見事に売れません。もし仮にやったとしても、意外とコストがかかったり、売り先から厳しい衛生基準を指摘されたりで、今まで農業しかしたことのない人では、とても高いハードルとなっています。

そんな農業法人に対して、補助金目当てに多くの金融機関やアドバイザー、コンサルタントがうじゃうじゃいますので気をつけてください。

では、どのようにして売れる商品を作るのがいいのでしょうか?

どのように商品づくりをするのか

道の駅などで販売用の田舎での商品づくりは、いったいどのようにして行うのが良いのか、私なりに考えてみました。

まず、補助金を使うのかどうか。補助金を使うならば、それなりのコンサルタント会社の方や、アドバイザーがたくさんいるので、そういう人たちにお願いすれば、ほいほいとやってくれます。

もし補助金をとれば、自分の収入にも直結するからです。したがって、補助金の採り方や補助金の種類に関してもとても詳しい人もいたりしますので、全てお任せするのがよいでしょう。

それなりの商品は完成しますし、パッケージとかにもすごくお金をかけることができるので立派な物が出来上がります。

しかし売り先に関しては、そういう人たちはちょっと弱いところがあるので、売り先は、しっかりと自分たちで探してこなくてはだめです。

ただお店にだせば売れる商品なんて、ほとんどありませんから。しかも今まで無いような商品ならば、消費者は、食べ方も使い方もわかりません。

丁寧に時間をかけて消費者を教育していく必要もあります。

補助金を受けないとなると、こちらはこちらでハードルが高くなります。

食品ですと保健所の許可を得た厨房施設で加工しなくてはなりません。初めはいろいろと保健所から指摘されて、それを修正するだけでも疲れます。さらに商品を作ってパッケージなど、お金をかけたくないからという理由でチープなものにしてしまいがちです。しかしチープ(安っぽい)包装、パッケージだと売れるものも売れなくなってしまいます。

さらに製品(商品)にした時の俗に言う裏シール(製造者や賞味期限、原料などが書いてあるシールのこと)の記入の仕方もいろいろと規制があり、これを作るのも一苦労。

最後に価格を決めるわけですが、材料費、光熱費、人件費、包装、パッケージ代を含めいったいいくらで商品を売れば儲けが出るのかさっぱりわかりません。

商品をひとつ作るのに、いろいろと勉強することがあります。

ただ作って、袋に入れて、値段をつけて、販売をする。そんなに簡単なことではないのです。

物を売るというのは、本当に大変なことなんですよ。

物を作るために、それなりの機械も入れなければならに時もありますし、許可をもらうためにその都度手数料も発生します。

アドバイザーやコンサルタントをお願いするにしろ、ここにも費用が発生します。

ほんとにお金がいくらあっても足りません。

では、いかに効率よく商品を作ればいいのでしょうか?

ものづくりの知識も無い人が、加工商品を作るためには、尚且つお金をかけないように商品を作るためには、どうすればいいのでしょうか。

それは、それぞれのプロに任せるのが一番だと思います。

コンサルタントやアドバイザーの方々は、あまりおすすめではないと書きましたが、やっぱり人脈などはこういう顔の広い人にお願いするしかありません。

よくある商品作りの第一歩として、地元の食材、材料を使って何かを作るということが考えられます。

例えば野菜ならば地元のトマトを使ったケチャップとか。

その場合、トマトを使ってケチャップを作っている加工場をまず探します。

できるだけ、近いところがいいと思います。無ければ県外にお願いすることになるかもしれません。

コンサルタントやアドバイザーの方は、ちょっとした小さな食品工場のことを良く知っていたりするので、紹介いただける場合もあります。

自分で探すのが一番費用がかからないのですが、時間がかかります

そこで、紹介いただいた加工工場もしくは自分たちで探した食品加工工場に、食材にしてもらいたい材料を持ち込み、何を作れるのか、その工場で話し合います。

きっと先方の工場から、こんなの作れますがとか、こんな商品どうですかなど提案があると思います。

そして何回か試作品を作ってもらい商品にしてもらいます。

最初に商品にするときには、できるだけ小ロット(例えば50個とか100個とか)がいいと思います。間違っても初回から数千個みたいな単位で発注しないでください。賞味期限が近づいて安く販売するかもしくは、廃棄しなくてはならない運命になりがちです。

次にパッケージですが、確かに格好がいいものが売れるのですが、はじめからお金をかける必要はありません。アドバイザーなどは、すごく立派なパッケージを提案してきますが、最低でも数千枚とか作らないといけないので、お金がかかっちゃいます。

そこで、ちょっとデザインができる人、パソコン操作が好きな人などにお願いして、パソコンを使って手作りで作ってみるといいと思います。材料は100円均一で十分揃います。

材料表示、保存方法などについては、作るのをお願いした工場がちゃんと貼ってくるので心配要りません。

価格は、作ってくれた工場から買い取る価格を参考に決めるといいと思います。

道の駅で売るなら、原価が売価に対して60%~70%位に設定すればいいと思います。

できるだけ直売所などで、販売するのがいいと思います。販売手数料をとられるところがほとんどでしょうから、その辺も考慮して出荷してください。

多くの人が、自分の商品は売れると思って出荷しますが、多くの商品の中から自分たちの商品を買ってくれるお客様は、ほとんどいないことに気がつくでしょう。ここからが、商品を売るための第2のスタートになります。

 

 

 

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