伝統を受け継ぐ野焼き 店舗の周りの野焼きを行いました。

2018年10月6日

野焼き当日は、すごく天気がよく朝からかすみがうっすらと出ていました。

野焼きも雨のため2回も延期になり3度目の正直で、ようやく行うことができそうです。

野焼き部隊が昼すぎに集合し、総勢20名くらいで行います。

風を読み、地形を良く知っている隊長を先頭に、散らばります。そして、火入れをしていきます。

風下からどんどん火をつけていきます。ゆっくりと芝の上を這うように広がっていきます。

谷になっているところは、カヤなど雑草が生い茂っているために、火の勢いが増します。

ものすごい音がします。バチバチいって、燃え広がります。この距離でも熱さを感じるくらいです。

火は徐々に風上へと上がってきます。

燃え広がらないように動噴(動力のジェットシュータ)を軽トラックに載せて、火がこれ以上広がらないように、水をまきながら進んでいきます。

またあちこちに散らばった、水を背中に背負い、ジェットシューター(手動)を持った人が、こまな火を消して行きます。こうすることで延焼を防ぎます。

ところが、少し風が変わり、勢いよく燃え出した炎は、道路を挟んで、向かいの土地にまで、火を運びます。

この時ばかりは、あせりました。

予想もしなかった場所から、火の手があがり、大慌てで、手動のジェットシューター部隊が、急行します。

中には「火事、火事」もうこれ火事や」というものまでいます。

それを聞きつけた軽トラックの大型ジェットシューターが到着し、一気に火を消していきます。

ここまで火に勢いが出たら、手動のジェットシューターでは間に合いません。

一気に動噴で火を消していきます。

もうすぐで、家にまで届きそうなところで、火を消すことができました。

暑さのための汗と、冷や汗で、ぐっしょりです。

空中には、燃えカスとなった芝生や草が、真っ黒の灰となって舞っています。

知らないうちに、煙もたっぷりと吸い込んだようで、のどは痛いし、鼻水は出てくるしで、とても気持ちに良い状態ではありません。

この飛び火から、ますますおとなしく火入れをすることにしましたので、時間もかかります。

道端など、車の通行に支障をきたすために、こちらで交通整理をしながらの、野焼きとなります。

白い煙で、前が見えないほど、燃え上がります。

野焼きは、人数が多ければ多いほど安全に進みます。みんなの協力が無ければ、安全な野焼きは不可能ですね。

数百年もの間、この草原をこうやって守ってきた先人の皆様には、本当に頭が下がる思いです。

人が少なくなってしまった今、いつもでこの作業を続けることができるのか不安にもなりました。

そして、そこには真っ黒な大地が横たわっています。



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by カエレバ