60代でビールが大好きなのですが、文句はありますか?

60代の私、毎晩の楽しみといえば、やっぱりビール。若い頃からずっと変わらずに好きで、今日も仕事終わりにプシュッと一本。この一瞬がたまらない。
でも、たまに言われる。「もう歳なんだから、控えたほうがいいんじゃない?」とか「体に悪いよ?」なんて。いやいや、好きなものを楽しむのに年齢制限なんてあるのかい? そんなことを考えながら、今日もビールを片手にちょっとした気づきを書いていこうと思う。
ビールと私の歴史
ビールとの付き合いは長い。20代の頃は、仕事終わりの仲間との一杯が何よりの楽しみだった。あの頃は、ただ喉の渇きを癒すために、仲間とワイワイ盛り上がりながら飲んでいた。ビールの味の違いなんて、正直よく分かっていなかった。ただ、冷えたビールを流し込む爽快感が最高だった。
30代、40代になって家庭を持ち、生活が大きく変わった。家族のために働き、帰宅後には育児や家事もこなす日々。そんな中、子どもが寝静まった後に、ひとりで静かに飲む時間の大切さを知った。仕事と家庭の間で揺れる自分を、一杯のビールがそっと癒してくれた。
50代になると、仕事の責任も増し、飲みに行く機会も減った。それでも、たまの飲み会が貴重な息抜きとなり、ビールを片手に昔話に花を咲かせる時間が楽しかった。少しずつ、若い頃とは違う味の楽しみ方を覚えていった。ラガーだけでなく、エールやクラフトビールにも手を伸ばし、奥深い世界に引き込まれた。
そして60代。今は自分のために、心から味わう時間を楽しんでいる。かつてのようにただ飲むのではなく、一口ずつゆっくり味わう。どんな料理と合わせるか、どんなシチュエーションで飲むかも大切にしている。昼下がりにテラスで飲む一杯、静かな夜に読書しながら楽しむ一杯、友人と語り合いながらの一杯——どれも、私にとって特別な時間だ。
健康とビールの関係
「ビールは体に悪い」とよく言われるが、実は適量なら体に良いこともある。ビールにはポリフェノールが含まれていて、抗酸化作用が期待できる。さらに、リラックス効果もあるし、適度なアルコールは血流を良くするとも言われている。
また、ビールに含まれるホップには、安眠を促す効果があるとも言われている。実際、仕事終わりに一杯飲むと、気分が落ち着き、ぐっすり眠れることが多い。これは、心身ともにリラックスすることで、ストレスが軽減されるからかもしれない。適量を守れば、むしろ健康に良い影響を与える可能性があるのだ。
問題は飲み方だ。
ダラダラ飲むのではなく、楽しむために飲む。食事と合わせて、味わいながら飲む。そうすることで、ビールはただの酒ではなく、人生のスパイスになる。ビールをより美味しく楽しむために、温度管理にも気を配ると良い。キンキンに冷やしすぎると、香りや風味が感じにくくなるため、ビールの種類に応じて適温を見極めるのがポイントだ。
また、ビールは誰と飲むかによっても味わいが変わる。気の合う仲間と語り合いながら飲むビールは格別だし、逆にひとりで静かに飲む時間もまた特別だ。シチュエーションによって楽しみ方を変えられるのが、ビールの面白いところである。
さらに、ビールの種類によって飲み方を工夫するのも楽しい。たとえば、エール系のビールなら、グラスを使って香りを楽しみながら飲むのが良いし、ラガー系のビールなら、喉ごしを活かすために適度な冷え具合を保つことが大切だ。こういったちょっとした工夫をすることで、ビールはより一層美味しく感じられる。
人生を豊かにする飲み方を見つけることで、ビールはただの嗜好品ではなく、幸せな時間を作るツールになるのだ。
◆>>2ヶ月に1回新作ビールをお届け【HOPPIN’GARAGE】
60代のビールの楽しみ方
ビールといっても、ただ飲むだけではつまらない。私なりの楽しみ方がある。
1. グラスにこだわる
冷えたビールはやっぱり美味しい。でも、ただ缶のまま飲むより、ちゃんとしたグラスに注ぐだけで全然違う。泡立ちが変わるし、香りも楽しめる。
2. お気に入りのつまみを見つける
若い頃は焼き鳥や枝豆が定番だったが、今はもう少し大人な味わいを楽しみたい。チーズやナッツ、オリーブなんかが最近のお気に入りだ。
3. 季節ごとに違うビールを楽しむ
夏はキンキンに冷えたラガー、秋はコクのある黒ビール、冬はじっくり味わうクラフトビール。こうやって、季節に合わせて飲むのも楽しい。
60代だからこそ楽しめるビールの味
若い頃と違って、味覚も変わった。
20代は「とにかく喉ごしがいいもの!」だったが、今は「香り」や「コク」、「後味」にも注目するようになった。苦味が心地よいIPA、フルーティーなエール、酸味のあるベルギービール…。60代だからこそ楽しめる味がある。
ビールを飲む時間が人生のご褒美
60代になって、時間の流れをじっくり感じるようになった。
仕事、家族、健康…いろいろあるけど、一日の終わりにビールを飲むこの時間は、私にとってのご褒美だ。「今日も頑張ったな」 そう思いながら、ゆっくりと飲む一杯は、何よりも美味しい。
以前は、ビールを飲むこと自体がただの習慣だった。しかし今は、その一口一口に込められた意味が違う。ビールを注ぐ瞬間、泡が立ち上る様子をじっくりと眺める。鼻を近づけて香りを楽しみ、口に含んだときの苦味とコクをしっかりと味わう。この丁寧なひとときこそが、60代になって手に入れた贅沢なのかもしれない。
ビールとともに過ごす時間は、ただ飲むだけの行為ではない。それは、今日という一日を振り返る時間であり、心を落ち着ける大切な瞬間でもある。夕暮れのベランダで、そよ風を感じながら飲む一杯は、若い頃には味わえなかった格別の美味しさがある。
時には、昔の仲間との再会の場でもある。「最近どうしてる?」そんな会話とともに、昔話に花を咲かせながら飲むビールもまた格別だ。肩書きや立場を気にせず、ただ「自分」として語り合える時間。その場を演出してくれるのが、ビールという存在なのかもしれない。
また、一人で飲むビールの味も変わった。読書をしながら、音楽を聴きながら、あるいはただ静かな時間を楽しみながら、一杯のビールがもたらす満足感は格別だ。これまでの人生を振り返り、これからの未来に思いを馳せる。そんな時間が、何よりも心地よい。
「この時間があるからこそ、また明日も頑張れる。」
ただの飲み物ではない、ビールは60代の私にとって、一日の締めくくりを豊かにする大切な相棒なのだ。
60代とビールの相性は?

年齢とともに、食べるものや飲むものが変わるのは当然。脂っこいものが少し苦手になったり、甘いものを控えたりと、食の好みは確かに変化してきた。でも、だからといってビールをやめる必要はない。
むしろ、今だからこそ味わえるビールがある。
若い頃はただ喉の渇きを癒すためにゴクゴクと飲んでいたが、今は一口一口をじっくりと味わう楽しみ方を覚えた。アルコールの強さではなく、ビールそのものの個性や香りを楽しむことができるようになった。たとえば、ホップの苦味やモルトの甘み、泡の細やかさまで意識しながら飲むと、ビールがより奥深く感じられる。
また、60代になると、ビールを飲むシチュエーションにもこだわるようになった。暑い夏の昼下がりに庭先で飲む爽やかな一杯、秋の夜長に読書をしながらゆっくりと味わう芳醇なクラフトビール、寒い冬にこたつでほのかに温かみを感じながら楽しむ黒ビール——それぞれの季節や時間帯に合わせた飲み方が、今の私の楽しみ方だ。
そして、何よりもビールの魅力は、その日の気分に合わせて選べる自由さにある。仕事を頑張った日はキリッと爽快なラガー、ちょっと落ち着きたい日はコクのあるスタウト、友人との会話を楽しむ日は軽やかなペールエール。60代だからこそ、そうした選択肢を存分に楽しめるのだ。
ゆっくりと味わいながら、自分に合った飲み方を見つける。そんな楽しみ方ができるのが、60代のビールの魅力だ。
60代になっても好きなものは好き
「60代なのに、まだビール?」
そう言われても、私は胸を張って言う。
「好きなものは好きだ!」
無理に若者の流行に乗る必要はないし、年齢に縛られることもない。大切なのは、自分が楽しめるかどうか。それが一番大事だ。
◆>>【HOPPIN’GARAGE】「ストーリー」を味わうビール
ビールとともに、これからの人生を楽しむ
これから先、70代、80代になっても、私はビールを楽しんでいたい。
もちろん、健康第一。でも、無理に我慢するより、上手に楽しむことが大切だ。
自分のペースで、無理なく、だけどしっかり楽しむ。そんな生き方をしていきたい。
60代のビール時間は最高のひととき
今日もビールを飲みながら、ふと思う。
「この瞬間があるから、また明日も頑張れる。」
一日の終わりに静かにグラスを傾けるこの時間が、どれほど大切なものか。ビールの泡がゆっくりと消えていく様子を眺めながら、今日一日の出来事を思い返す。良いことも、ちょっと気になることも、すべてを包み込むようにビールの苦味が広がる。
この時間があるから、また次の日を迎えられる。何気ない日常の中にこそ、心がほっとする瞬間があるのだ。そんな小さな幸せを感じることができるのが、60代のビール時間だ。
若い頃は「ただの飲み物」と思っていたビールも、今は少し違う。ひと口ずつ、ゆっくりと味わい、グラスを握る手に重ねてきた年月を思う。人生の節目ごとに飲んできたビールの味が、今になってじんわりと深みを増して感じられる。
それが、60代のビール時間。
まとめ:好きなものを楽しむ人生を

人生、好きなものを楽しんでなんぼ。
60代だからといって、我慢する必要はない。好きなものを、好きなように楽しめばいい。
これからも、私はビールを楽しみ続ける。
「60代でビールが大好きなのですが、文句はありますか?」
そう胸を張って言える人生を送っていこうと思う。
今日も、美味しい一杯を。
◆>>2ヶ月に1回新作ビールをお届け【HOPPIN’GARAGE】