2024年の平均年収は426万円!60代の私が考える今後の生き方

物価上昇
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2024年の平均年収426万円!60代の私が考える『これからの賢い生き方』

魚を買う主婦

2024年の平均年収は426万円――前年より12万円増えたというニュースを聞いて、「景気が回復してるのかな?」と一瞬思った。しかし、冷静に考えると、年収が上がったからといってすぐに生活が楽になるわけではない。特に60代の私たちにとって、この変化をどう受け止めるべきかは大きな問題だ。

日本の経済は長年デフレとインフレを繰り返してきたが、最近の物価上昇は私たちの生活に直接影響を与えている。例えば、スーパーでの買い物ひとつとっても、同じ予算で買えるものが減っているのを実感することが多い。収入が増えても支出が増えれば、結局のところ生活の質は変わらない。

また、60代は「収入を増やす」ことよりも「今あるお金をどう活かすか」が重要な世代だ。年金に頼る生活になる前に、貯蓄をどう守るか、無駄な出費をどう減らすかを考える必要がある。

それに加えて、働き方の選択肢も変わってきている。かつては「定年=引退」だったが、今は働き続ける人も多い。リタイア後も収入を得るための方法や、働くことの意義を改めて考えなければならない。

こうした変化を踏まえ、単なる数字の変化にとどまらず、これからの60代の生き方や、お金の使い方についてじっくり考えてみよう。

目次

1. 60代にとっての年収アップの意味

若い頃なら「年収アップ=生活の向上」と素直に喜べたが、60代になると見方が変わる。すでに定年を迎えた人、まだ働いている人、再就職を考えている人……状況はさまざまだ。

年収が増えたとはいえ、物価の上昇がそれを上回れば実質的な生活は楽にならない。ここで気をつけたいのは、収入だけでなく支出のバランスを見直すことだ。

例えば、年金生活が始まる前に無駄な固定費を削減することは重要だ。スマホの料金プランや保険の見直し、使っていないサブスクの解約など、意外と削れる支出は多い。

グラフで見る年収の推移

2020年からの平均年収の推移を見てみると、緩やかに上昇している。しかし、これは単なる数字の変化にとどまらず、私たちの生活にどのような影響を及ぼすのかを考えることが重要だ。

こうして見ると、2023年に一時的に下がったものの、再び増加傾向にある。この上昇傾向は今後も続くと予測されているが、問題はこの増加が実際の生活にどの程度の恩恵をもたらすかということだ。

特に60代にとっては、この年収の変動がどのような影響をもたらすのかを深く考える必要がある。単に給料が上がるという事実よりも、年金、医療費、税金の変化とのバランスが重要なのだ。

年収が上がっても、支出がそれ以上に増えれば、手元に残るお金は変わらないか、むしろ減る可能性すらある。

また、業種や職種によってはこの平均年収の伸びを実感できる人もいれば、そうでない人もいる。例えば、ITや医療業界などの成長産業では収入の増加が見られるが、一方で伝統的な製造業や小売業などでは給与の伸びが鈍化している。

私たちの世代がどのような仕事を選ぶべきか、どの業界に注目すべきかも、今後の大きな課題となるだろう。

年収が増えること自体は良いニュースかもしれない。しかし、それが本当に生活の質向上につながるのか、慎重に見極める必要があるのだ。

2. 物価上昇と年収アップのいたちごっこ

最近、スーパーで買い物をしていて「えっ、こんなに高かったっけ?」と思うことが増えた。年収が12万円増えても、物価がそれ以上に上がれば意味がない。

例えば、以下のような食品の価格推移を見てみよう。

商品2020年2024年値上がり率
牛乳(1L)180円220円約22%
食パン(1斤)150円200円約33%
たまご(10個)220円320円約45%

こうしてみると、食品の値上がりが年収の増加率を大きく上回っていることがわかる。つまり、手取りの増加よりも物価の上昇のほうが速いのが現実なのだ。

3. 60代の仕事の選択肢は増えているのか?

年収が増えたという話があっても、60代の仕事の選択肢が増えているかは別の問題だ。

最近、シニア向けの求人情報を見ていると、「短時間・柔軟な働き方」を打ち出す企業が増えているのがわかる。

例えば、

  • スーパーの品出し(時給1,200円~)
  • 施設の清掃業務(時給1,100円~)
  • コールセンター(時給1,300円~)
  • ネットショップ運営補助(在宅可)

このように、「定年=完全引退」ではなく、「少しだけ働く」選択肢が増えているのはありがたい。

4. 健康とお金、どちらが大事か?

最近、友人が「仕事を続けるか、完全リタイアするか」で悩んでいた。

彼は「少しでも収入が欲しい」と思う一方で、60代になると健康面の不安も増える。無理をして働き続けた結果、体を壊してしまったら元も子もない。

健康とお金のバランスをどう取るか?

  • 働きすぎず、でも社会とのつながりを持つ
  • 生活に無理のない範囲で収入を得る
  • 定期的な運動と健康診断を欠かさない

この3つを意識することで、無理のない働き方ができるはずだ。

5. 年金+αの収入をどう作るか?

物価とお金

多くの60代が気になるのは「年金だけでやっていけるか?」という問題だ。特に、物価上昇が続く中で、毎月の支出がじわじわと増えている現状を考えると、「年金だけでは不安だ」と感じる人が増えているのも無理はない。

最近は、年金に加えて「ちょっとした副収入」を得る人も増えている。副収入の手段は多岐にわたるが、特に以下のような方法が人気だ。

  • フリマアプリで不要品を売る:家に眠っている物を整理しながらお小遣い稼ぎができる。
  • ブログやYouTubeで情報発信:60代の知恵や経験を活かし、役立つ情報を発信することで収益化が可能。
  • 投資(無理のない範囲で):株や投資信託、不動産投資などで少しずつ資産を増やす。
  • 地域の仕事(シルバー人材センター):軽作業や簡単な事務作業など、無理なく働ける仕事が多い。

また、最近では「リモートワーク可能な仕事」も増えている。例えば、オンラインでできるデータ入力や文章作成の仕事、コールセンター業務などは自宅でできるため、体力的な負担も少なく人気が高まっている。

副収入を得ることで、生活に少し余裕ができるだけでなく、新しい趣味や活動の幅も広がる。特に、自分の経験や知識を活かした仕事は、やりがいにもつながるため、精神的な充実感を得ることができる。

年金だけに頼らず、「少しでも収入を増やす工夫」をすることで、老後の生活にゆとりを持つことが可能になるのだ。

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6. お金をかけずに楽しめる趣味のススメ

60代になると、お金を使わなくても楽しめる趣味を持つことが大切だ。経済的な余裕があればそれに越したことはないが、必ずしも高額な趣味が充実感をもたらすとは限らない。むしろ、シンプルな楽しみこそが人生を豊かにしてくれることも多い。

例えば、散歩やウォーキングは健康にも良く、四季折々の景色を楽しみながら気分転換ができる。歩くルートを変えるだけで新しい発見があり、近所の公園や川沿いの道が思いのほか魅力的に感じることもある。

また、家庭菜園も人気の趣味だ。庭がなくてもプランターひとつで野菜やハーブを育てることができ、収穫の喜びを味わえる。自分で育てた野菜は格別に美味しく感じるものだし、家計の節約にもつながる。

読書もおすすめの趣味のひとつだ。特に図書館を活用すれば、無料でさまざまなジャンルの本を楽しめる。昔読んだ本を再び手に取ると、新たな視点で理解が深まることもある。

地域のボランティア活動も、充実感を得られる趣味のひとつだ。地域の清掃活動や、子どもたちへの読み聞かせ、動物保護活動など、社会に貢献しながら新しい仲間を作ることができる。

また、手軽に始められる創作活動も楽しい。例えば、俳句や短歌を詠んだり、写真を撮ったりするのも良い。特にスマホカメラを活用すれば、簡単に美しい風景や日常の一瞬を切り取ることができる。

お金をかけずとも、楽しめる趣味は意外とたくさんある。60代だからこそ、日々の小さな楽しみを見つけ、人生を豊かにしていきたいものだ。

  • 散歩&ウォーキング(健康にも良い)
  • 家庭菜園(収穫の喜び)
  • 図書館で読書(無料で楽しめる)
  • 地域のボランティア(仲間ができる)

ちょっとした日常の工夫で、お金をかけずに充実した生活を送ることができる。

7. 小さな幸せを大切にする

ある日、公園で孫と一緒にシャボン玉をした。風に乗って飛んでいくシャボン玉を見て、「ああ、こういう時間が何よりの贅沢なんだな」としみじみ思った。

お金があっても、時間がなければ幸せにはなれない。

今、私たち60代が大切にすべきなのは、「年収」よりも「時間の使い方」なのかもしれない。

8. まとめ:お金の使い方を見直し、人生を楽しもう!

2024年の平均年収が増えたとはいえ、物価も上がっている今、60代の私たちは「収入を増やす」だけでなく「お金の使い方を見直す」ことが大事だ。

  • 健康を優先する
  • 無理なく働く
  • お金をかけずに楽しむ

この3つを意識することで、60代の生活はもっと豊かになる。

さて、あなたはこれからの人生をどう楽しみますか?

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