【生ごみの臭いと虫対策に!キッチンが快適になる”パリパリキュー”のすすめ】
1. 60代になって感じる「生ごみ」の悩み

年を重ねるにつれて、生活の中で気になることが少しずつ変わってくるものです。特に私のように60代に入り、日々の暮らしに静けさと落ち着きを求めるようになると、家の中のわずかな不快感が気になるようになります。そのひとつが「生ごみの臭い」です。
夏場の暑い日、朝起きてキッチンのゴミ箱を開けた瞬間にふわっと立ち上るあのにおい——。誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。特に一人暮らしをするようになってからは、掃除やゴミ出しの手間を誰かに頼ることもできず、日々の生活の中でちょっとしたストレスになっていました。
そんなとき、たまたまテレビの生活情報番組で紹介されていたのが「家庭用生ごみ減量乾燥機 パリパリキュー」でした。最初は「そんな便利なものが本当に必要なのか?」と半信半疑でしたが、使ってみてその便利さと効果に本当に驚きました。
2. 「パリパリキュー」とは?
パリパリキューは、島産業株式会社が開発・販売する家庭用の生ごみ減量乾燥機です。使い方はとてもシンプルで、キッチンから出た生ごみを機械に入れ、ボタンを押すだけで自動的に乾燥がスタート。生ごみの水分をしっかりと飛ばし、悪臭やコバエの発生を防ぎます。
特徴的なのはその乾燥力。生ごみの重さをおよそ1/5まで軽くすることができるため、ゴミ出しの際の負担が格段に減ります。さらに乾燥後のごみは有機肥料としても利用でき、わたしのようにベランダでちょっとした家庭菜園をしている人にはうってつけです。
パリパリキューは、地球環境にも配慮した製品であり、生活の質を一段上げてくれるアイテムです。
3. 実際に使ってみた感想
使い始めてまず感動したのが操作の簡単さ。本体に生ごみを入れて、ボタンを押すだけ。特に「夜間モード」が非常に便利で、音がとても静かなので、就寝前にセットして朝には処理が終わっている、という生活スタイルが自然とできあがりました。
次に嬉しかったのがにおいの軽減。あのイヤな生ごみ特有のにおいが、まったくといっていいほどしなくなりました。乾燥が終わった生ごみはカラカラで、においもせず、触るのも抵抗がなくなります。
そして何より助かっているのがゴミ出しの回数が減ったことです。以前は週に3回のゴミ出しが必要でしたが、今では週に1回で済むようになりました。生ごみの汁漏れによる袋の破れもなくなり、掃除の手間も省けています。
4. 「パリパリキュー」の基本スペックと価格
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | パリパリキュー PPC-11 |
本体サイズ | 幅23cm × 奥行27cm × 高さ27cm |
重さ | 約4.1kg |
電気代 | 約8円/回(標準モードで約6時間) |
定価価格 | 約38,000円(税込) |
販売元 | 島産業株式会社 |
コンパクトなサイズ設計で、キッチンの隅や棚の上にも置けます。価格については少し高いと感じるかもしれませんが、助成金制度の活用でコストの負担が軽減されます。
5. 東京都品川区の助成金制度について
東京都品川区では、「家庭用生ごみ処理機購入費助成制度」が用意されており、購入価格の3分の1(上限20,000円)が助成されます。
そのほかの地方自治体でも補助制度がある場合もございますので、お住いの自治体のホームページで調べてみる価値はあると思います。
主な要件:
- 家庭から出る生ごみ処理を目的とすること。
- 購入日から3ヶ月以内であること(領収書必須)。
- ディスポーザー式は対象外。
- クーポンやポイント使用分は助成対象外。
申込方法は、郵送または電子申請が可能で、思った以上に簡単です。年金生活をしているわたしにとって、こうした行政の支援は本当にありがたいと感じます。
6. 「パリパリキュー」が向いている人
この製品は、以下のような方に特におすすめです:
- 一人暮らしで、ゴミ出しの頻度を減らしたい方
- キッチンのにおいや虫に悩んでいる方
- 家庭菜園をしており、有機肥料を自作したい方
- SDGsやエコ生活に関心のある方
わたし自身も、これまで面倒だった家事のひとつを楽にできたことで、生活の満足度がぐんと上がりました。
7. メリットとデメリットを比較表でチェック
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
におい | 生ごみの臭いが気にならなくなる | 完全密閉ではないが十分抑制可能 |
虫・コバエ | 発生をしっかり防げる | 処理後の掃除が多少手間 |
手軽さ | ボタンひとつで簡単操作 | 設置場所の確保が必要 |
経済性 | 電気代が安く、助成金で費用も軽減可能 | 初期投資はやや高め |
メリットとデメリットを比べても、生活の質の向上が圧倒的に勝ります。
8. SDGsにも貢献!エコな暮らしの第一歩
「つくる責任、つかう責任」「住み続けられるまちづくりを」など、SDGsの複数の目標にこの乾燥機は関わっています。生ごみの削減、有機資源の活用、環境負荷の低減と、小さな一歩が大きな未来につながる。
わたしのような60代の世代がこうした製品を使うことで、子や孫に誇れる暮らしを実践していけるのではないでしょうか。
9. 購入方法と取り扱い店舗
パリパリキューは以下の方法で購入できます:
- 家電量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラなど)
- オンラインショップ(楽天、Amazon、公式サイト)
特にインターネットでの購入は便利で、型落ちモデルやセール対象商品を見つけやすいというメリットもあります。購入後は、必ず領収書を保管しておきましょう。助成金申請の際に必要になります。
10. まとめ:一度使えば手放せない快適さ
家庭用生ごみ処理機「パリパリキュー」は、60代の一人暮らしにぴったりの時短・衛生アイテムです。日々の家事の負担を軽くし、ゴミ出しの回数も減らし、においのない快適なキッチン空間をつくってくれます。
最初はちょっとした贅沢かなと思いましたが、今では「なぜもっと早く使わなかったのか」と感じるほどです。この春からの生活に、新しい選択肢としてのパリパリキューをぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?