掃除が面倒な風呂場のアイテムを捨てたら出費も減った話

お風呂場
  • URLをコピーしました!

お金が貯まらない家の「お風呂場」にある意外なモノとは?60代のわたしが気づいた“片づけの落とし穴”

60代も半ばを迎えた私ですが、ある日ふと観ていたテレビ番組で、「お金が貯まらない家にはある“共通点”がある」という特集が流れてきました。その中で紹介されていたのが、なんと“風呂場にある、あるアイテム”が家計を圧迫している可能性があるという話でした。

「風呂場で?まさかそんなことで…」と思いながらも、なんとなく気になって自宅の浴室をチェックしてみたところ、見事にその“アイテム”がありました。今回は、私の実体験をもとに、その盲点と解決策についてお話ししていきたいと思います。

目次

1. お金が貯まらない家の風呂場に共通するモノとは?

風呂場の椅子

一見、無害に見える“詰め替え式ボトル”のワナ

その“アイテム”とは、ずばりオシャレな詰め替え式のボトルです。最近は、見た目がスタイリッシュな透明や白のボトルが流行していて、生活感を隠せると人気です。確かに見た目は清潔感があって美しいのですが、実はここに大きな落とし穴があります。

  • 詰め替え用が割高になる場合が多い:キャンペーン品やセット品と比べ、実は単価が高くなることも。
  • 残量が見えづらく、早めの買い足しを誘発:中が見えないことで、「もうすぐ無くなりそう…」と不安になって、つい余計に買ってしまうのです。
  • 掃除がしづらく、カビや雑菌の温床に:ボトルの内側が見えないため、いつの間にかヌメリやカビが発生していることも。

私も昔は見た目に惹かれて、詰め替え容器に凝っていました。しかしその結果、ストックが無駄に増え、結局使い切る前に新しいボトルを買ってしまうという悪循環が起きていたのです。

2. 詰め替え式と純正ボトル、コストの真実

以下は、ある大手メーカーのボディソープを使った場合の年間コスト比較です。

使用形式年間費用(平均)購入頻度使用量の目安コメント
詰め替え式ボトル約4,800円毎月1回約400ml/月ストック過剰、無駄買い多発
メーカー容器(ポンプ式)約3,600円2ヶ月に1回約400ml/2ヶ月無駄なし、残量が明確で管理しやすい

年間1,200円の差に加え、ストックがかさむことで収納スペースも圧迫されます。これが“見えないコスト”なのです。

3. 詰め替えボトルが引き起こす“見えない出費”の実態

詰め替え容器の問題は価格だけではありません。視覚的に残量が把握しづらいため、「念のために買っておこう」といった心理が働きやすくなります。特売や割引につられて、気づけば同じ商品を3つも4つも買い込んでいた……なんて経験、皆さんも一度はあるのではないでしょうか?

そうなると、家の棚はパンパンに、財布の中はすっからかん。結局は「見た目を整えるつもりが、逆に無駄が増えていた」という本末転倒な状況になっていたのです。

4. 掃除の手間とコストの関係を見直す

もう一つ見落としがちなのが掃除の手間です。詰め替えボトルは基本的に分解して洗う必要があります。しかし、それを怠るとぬめり、カビ、異臭などの問題が発生し、結果として除菌スプレーや強力洗剤など別の出費が発生します。

60代の私にとっては、なるべく掃除の手間を減らしたいところ。見た目のために手間が増え、さらに出費もかさむ——そう気づいてからは、「手間のかからない構造」で物を選ぶようになりました。

5. 無駄な買い物を防ぐための“見える化”ルール

私が実践している対策は、中身が見えるメーカー純正のボトルをそのまま使うことです。最近のパッケージは昔と違って、シンプルでオシャレなものも増えています。

さらに、「購入は月に1回まで」「買うのは1個まで」と自分なりのルールを決めることで、無駄買いを防止し、結果的に在庫管理もラクになりました。

6. 掃除しやすさで選ぶ収納術

掃除をラクにするには、ボトルを床に置かないことが最も大事です。風呂場は湿気が多く、床置きにすると通気性が悪くなり、カビが発生しやすくなります。

私は以下のアイテムを導入しています。

【商品名】山崎実業 マグネットバスラック

  • 購入場所:Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど
  • 価格:税込2,500円前後
  • メリット:マグネットで好きな場所に貼り付け可能。通気性が良くぬめりにくい。
  • デメリット:タイル壁など、マグネットが効かない場所では使用不可。
  • 商品リンク詳しくはこちら(※アフィリエイトリンク設定推奨)

7. 家の中の“思い込み”が財布を圧迫する

風呂場にあるせっけん

私たちはつい、「オシャレなもの=良い」と思い込んでしまいがちです。しかし、実際にはそれが生活の負担になっていることもあります。風呂場のボトルに限らず、「生活感を隠したい」「人目を気にしたい」という気持ちが、無意識のうちに余計な出費を招いているのです。

私は今、“自分のための使いやすさ”を第一に考えています。飾るための空間ではなく、暮らすための空間。そう思えたとき、家の中が本当に快適になりました。

8. 最後に:今日からできる3つの小さな一歩

以下の3つを実践するだけで、風呂場がスッキリし、家計も健やかになります。

  1. 詰め替え式ボトルを卒業する
  2. 残量が見えるボトルに戻す
  3. 床置きをやめ、浮かせる収納を導入する

この3つはすぐにでも始められます。とくに、これからの人生を穏やかに、ゆったり楽しみたいという60代の方には、身の回りの“ムダ”を手放していくことこそが最大の贅沢になると、私は実感しています。


この記事をきっかけに、ぜひご自宅の風呂場を一度見直してみてください。 日々の習慣の中に隠れていた“無駄”に気づくことが、心にも財布にも余裕を生む第一歩です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次