「家族との距離感」が変わるとき、今こそ見直したい人生の優先順位

キッチン
  • URLをコピーしました!
目次

近年、私たち世代の存在感が、社会全体でもどんどん大きくなってきたと感じませんか?

たとえば、テレビの特集や新聞、雑誌の記事などで「アクティブシニア」という言葉を耳にする機会が増えました。

昔は「定年後は静かに暮らすもの」といった空気がありましたが、今では第二の人生を自分らしく楽しむ仲間が増えています。この記事では、最新の調査データをもとに、今どきの私たち世代の”幸せ”や”消費行動”のリアルを、等身大の視点でお届けします。

幸せを感じる年代、70代がトップ

寝室 ベッド
  • 個人の幸福度は70代が最も高い(平均6.86点)
  • 20~50代は一時的に落ち込み、その後上昇する傾向
  • 全年代で女性の幸福度が男性を上回る
  • 70代女性の幸福度は7.03点で、日本の平均を上回る

70代で一番幸福度が高いというのは、なんとも希望の持てる結果です。私は60代ですが、「あと10年でさらに幸せになれるのかも」と思うと、なんだかワクワクします。若いころのような焦りもなくなり、毎日の小さな喜びをしっかり感じられるのが、年を重ねたからこその特権かもしれません。

女性は子ども、男性は妻が心のよりどころ

  • 男性は「妻」、女性は「子ども」が一番の心の支え
  • 男女間での優先順位に違いがある
  • 夫婦での価値観のズレが浮き彫りに
  • 20年以上続く傾向

妻が自分のよりどころだと思っていても、実は妻は子どもをより大切に思っている……。私も正直、少し心当たりがあります。昔は仕事一筋だった分、今はもっと夫婦の時間を大切にしたいと思っていますが、妻は孫の世話や娘とのLINEに夢中。そんな日常からも、この傾向はリアルに感じられます。ある日、旅行の計画を立てようと妻に話しかけたら、「あら、その週末は孫の発表会があるの」と言われ、ちょっと寂しい思いをしました。

消費の傾向、女性は家族、男性は趣味に

  • 女性は「家族との時間」にお金をかけたい
  • 男性は「趣味やこだわり」に出費する傾向
  • 70代男性は「家族との時間」が1位に変化
  • 女性は年齢に関係なく家族優先

私自身も、最近はカメラに凝り始め、つい高級レンズを買ってしまいました。財布の紐は硬いはずなのに、趣味のことになると緩む……まさにデータどおり。ところが、そのレンズが重すぎて結局持ち歩かなくなってしまい、結局、安くて軽いものに買い替える羽目に。これもある意味「こだわり」なのでしょうか。ですが、70代になればまた家族に回帰するのかもしれません。それもまた人生の面白さですね。

旅行熱は高まるばかり

  • 国内旅行を趣味とする人が年齢とともに増加
  • 70代では約半数が旅行を趣味に
  • 男性の割合が女性を上回る
  • 1泊以上の旅行が中心

年を取るほど、旅行の楽しみが増すというのも納得です。私は去年、妻と北海道を巡る旅をしましたが、美味しいものを食べ、温泉に入り、知らない土地を歩く喜びは格別でした。旅は五感を刺激してくれる、何よりのリフレッシュ方法です。また、友人夫婦と一緒に行動することで、孤立感も減り、会話も自然と弾みます。旅先での出会いが、また次の旅を楽しみにさせてくれるのです。

終活への意識は女性が先行

家計の計算
  • 全体の7割以上が終活に関心
  • 女性の方が「すでに取り組んでいる」が多い
  • 男性は「する気がない」「知らない」も2割近く
  • 年齢が上がるほど終活意識も高まる

正直、終活という言葉にピンと来ていなかった私ですが、友人が「遺品整理やっておくと家族が助かる」と話していたのを聞いて、少し考えるようになりました。女性の方が行動が早いというのも納得で、うちの妻もすでにエンディングノートを用意しているようです。以前、私が通帳や保険の場所を把握していなかったことで家族に迷惑をかけたこともあり、「ちゃんとしておかないとな」と反省しました。

◆>>ホテルが選べてフライトもJAL!格安国内旅行のJ-TRIP(ジェイトリップ)

表:年代別・趣味における国内旅行参加率

年代国内旅行(1泊以上)経験者の割合
50代約30%
60代約42%
70代約48%

このように、旅行好きな人が年代ごとに増加していることがデータからも分かります。特に70代の男性での割合が高い点は、これからの老後生活の楽しみの一つになるでしょう。

今後の課題:夫婦間の認識差

  • 男性は「妻こそが心の支え」と思っている
  • 女性は「子どもとのつながり」を重視
  • この価値観の差がすれ違いの原因になる
  • 夫婦で対話する機会の大切さ

自分の中では「一緒にいる時間を大切にしている」と思っていても、それが伝わっていない可能性がある……。思い切って「最近どう思ってる?」と聞いてみるのも、いいかもしれません。家庭内のちょっとした会話が、信頼関係の再構築につながると私は思います。

心と体の健康が、幸福感の土台に

  • 健康への意識が幸福度と密接に関係
  • 日々の運動や睡眠の質が重要
  • ストレスの少ない人ほど幸福度が高い
  • 趣味や交流がストレス軽減に寄与

私も週3回のウォーキングを習慣にしています。最初は「面倒だな」と思っていましたが、続けているうちに体が軽く感じられ、気分も前向きになりました。以前は膝が痛くなったり、寝つきが悪くなったりしていましたが、運動の継続で改善されたのです。何気ない習慣が、毎日の幸福感につながっていくのですね。

シニアの情報源はテレビからスマホへ

たたまれたタオル
  • 情報収集手段がテレビ中心から変化
  • スマホやタブレットを使う人が増加
  • SNSで同年代の情報を得ることも
  • デジタル機器への適応が広がっている

私は最近、ニュースはスマホでチェックすることが増えました。LINEで孫の写真を受け取ったり、YouTubeで趣味の動画を見たりと、意外と便利なものですね。さらに、FacebookやX(旧Twitter)でも同世代の体験談や健康法を見かけ、共感したり学んだりしています。「もう歳だから」と言わず、少しずつでも触れていくことが大事です。.

◆>>現地旅行会社と「行きたい」を叶える海外旅行サービス【Oooh(ウー)】

幸福の源は、自分らしい選択

  • 人と比べすぎないことが大切
  • 自分に合った生活スタイルを見つける
  • 無理に頑張らず、心地よさを優先
  • 他人のペースではなく、自分のペースで

周囲と比べると、どうしても焦ってしまうもの。でも、今の自分が幸せかどうかは、自分自身にしかわからないものです。「今日が楽しかった」と思える毎日を積み重ねていきたいですね。私も以前は、他人の成功談に影響されて無理に投資を始め、失敗したことがあります。自分のペースを守ることが、実は一番の近道なのかもしれません。

【まとめ】

今回の調査結果から見えてきたのは、私たち世代が今、過去とは異なる価値観で幸せを感じ、消費し、生きているということです。誰かの理想ではなく、自分の理想に忠実であることが、これからの人生を豊かにしてくれると実感しています。

自分の好きなこと、大切にしたい人、心地よい時間。そんな一つひとつを大切にしながら、「今を生きる」ことが、私たちの未来を明るく照らしてくれます。

さあ、あなたは今、どんなことに心が動きますか? 今日から少しだけ、自分の「好き」を優先する暮らしを始めてみませんか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次