田舎の企業は、苦労しています。

今回、水道管の凍結で、田舎の業者といろいろと話をさせていただきました。

その中で、気になることというか、共通する問題点がいくつかあったので、書いてみたいと思います。

一つ目は、人材がいないということ。入社してくるもののすぐに仕事をやめてしまうそうです。やめた後の補充はなかなかできず、いままで5人体制で行っていたものを、やむ終えず4名で行うようになる。そうすると、いつもは2交代でできたものを、交代なしの体制で頑張らなければならない。

また、人がいるときは、外に配達に行っても、そのついでにいろいろと御用聞きができたのが、人が少ないために、急いで戻ってこないと店舗が回らない。結果、売上をとりそこなうということが起きているようです。

端から見ると、ちゃんと現場は回っているように見えます。また何もわかっていない上司も、同様の見方をするそうです。でも実際には、大きな機会損失がそこにはあるようです。

売上は、徐々に下がり、結果、その人数で運営するしかないようです。悪循環のようです。思い切って人を入れようにも、人がいない。人がいなくてもなんとかやっていける。このような仕組みで悪循環なのです。

田舎の企業におけるもうひとつの問題は、跡継ぎがいないということです。

現場の仕事をされている方などは、すごい技術を持っている方がいらっしゃいます。そういう方は、すでに高齢で会社の代表であるところも少なくありません。

そのような企業で、その代表がいなくなると、人も技術もなくなってしまうのです。

そのような中小の会社がここにはたくさんあります。

技術を教えようにも、若い新入社員のような人材しかなく、技術を受け継いでくれる人がいないのです。結果、その会社をついでくれる人がいないという状態になるのです。

そんな状況の中で、いち早く会社を解散するところもあります。

周りの同業者がどんどんいなくなり、そのおかげで、仕事は減ることはないが、こんどは跡継ぎがいないという会社の多いこと。

いま、地元に本社を置いている会社のほとんどが高齢化で苦しんでいます。

元気の良い会社は、この街に本社がある会社ではなく、ほかからやってきた会社ばかりです。

地元の会社がなくなれば、それだけ地元に落ちるお金も減るわけですから、ますます、貧しくなっていきます。

全てが、悪い流れです。

この流れを食い止めるためには、新たに会社をどんどんこの場所で立ち上げることだなと考えています。

私もその一翼を担っていこうかと思案しております。

アラフィフ、久しぶりに薪ストーブに火を入れた

現在、水道管が破裂し、お店をオープンできないので、お店にはほとんど出勤せず、別の仕事をしていました。

今日、久しぶりに店に行って、打ち合わせなどがあったので、打ち合わせ相手をまっている間、寒いので、久しぶりに薪ストーブに火を入れることにしました。

薪ストーブの中に、木や枯れた竹などを入れて火をつけます。

いつもなら、すぐに勢いよく燃えていくのですが、今日は、いつもと火のつきが違います。

久しぶりに来たせいか、薪が冷えて、しまってます。

氷点下にもなるので、薪の中の水分も凍っていたようです。

火がなかなかつきません。

煙ばかりがでてきて、前が何も見えないし、目は痛いし、部屋中真っ白になります。

しょうがなく、窓を開けて風を入れます。

部屋を暖めようと思っていたのに、窓を開けることで、帰って寒くなってきます。

薪もそんなに準備してなかったので、あわせて、薪を切る準備もします。

ようやく火が安定してきたので、体を温める暇もなく、薪割りに行ってきます。

通常は、雑木、クヌギやさくらの木を蒔き用にきっていきます。

しかし、今日は折角時間があるので、お正月のときに使った、門松を分解して残った竹を切ることにします。

木に比べて、チェーンソーで切っていくのにそんなに時間はかかりませんが、丸いので、くるくる回って、切りにくいのが難ですね。

そうやってひとしきり、木を切っていくと汗びっしょりに。

これじゃ、ストーブいらんやないかい!!

全くチグハグです。

折角なので、自販機でコーヒーを買って、ストーブの前でほっこりしています。

天気はいいのでだんだんと暖かくなってきました。

今日はこれから、壊れた水道管の修理の見積もりを頂くことにしています。

春から、再び通常通り営業できるのか、今日の見積もり次第ですね。

しかし何とか、復活して新たなスタートをきらなければなりません。

店舗を続けていくのにも、お金が出て行くばかりで、入ってくることはほとんどありません。特に今年の冬は、寒さが半端なく、しかも寒波が長かったせいか、いつもの久住高原ではなく、町全体が、冷え切ってしまいました。

これから、いろんな山菜が出てきて、春の訪れを知らせてくれるでしょう。

そして、恒例の野焼きが行われます。なんとか店舗を復活させて、お店を軌道に乗せなければと、そればかり考えています。

お金はありませんが、やる気とわくわく感だけで、なんとか今日まで頑張れています。

一体今年はどうなることやら。

まもなく野焼きの季節になります。

まもなく久住高原名物の野焼きの季節になります。

野焼きは、草原を守るために欠かせない作業のひとつです。

枯れたススキなどを焼き払い、害虫も一緒に焼き払います。

春には、貴重な小さな草花が育つようにまた、太陽がよく当たるようにして上げます。こうしてあげないと、春に咲く小さな草花は、絶滅してしまいます。

今日は、その野焼きのための会議がありました。

久住高原を野焼きするといっても、とても広く、それぞれの担当地区が、いくつか分かれています。

同じ日時に重ならないように、日程を調整し行います。

この会議の目的のひとつとして、環境省から補助金がでるとのことでした。

何の為の補助金かというと、この草原を守るための補助金です。

金額にしてざっと100万円くらいだそうです。

これを十数の地区で分担するのです。

今、野焼きは、どこの地区も人で不足で、焼く面積を小さくしたりして対応しています。また消防団などにも声をかけて人集めをしています。

ボランティアを雇えばいいという意見もありますが、ボランティアでこられた方は、火の危険度もわからないし、中には、ボランティアそっちのけで、写真ばかり取っている人もいます。中には、怪我ややけどをする方もいらっしゃいます。

そんなこともあったので、地元の方々は、地域外からのボランティアは、あまり積極的に受け入れたくないというのが本音のようです。

この補助金を使って、人を雇えば言いというのが、環境省の考えのようですが、なかなかお金だけでは、行かないのが現実です。

かといって、人が少ないと、一度火がついた草原から、国有林など、絶対に火を入れてはならない森などに入る可能性もあります。人の数は、大いに越したことはありません。

この先、この草原を維持していくのは一筋ならでは行きません。

この草原でとれた牧草も、以前は、肥育、飼育、繁殖をしている畜産農家へ販売していましたが、今は、牧草を刈っても販売する畜産農家も減ってきているようです。

何のために牧草を生産してるのかわからないくらいです。

そんな逆風の中でも、地元の人、特に年配の方々を中心にこの久住高原の草原を維持しようと一生懸命です。

実際、100万円くらいの補助金を頂いても、そんなに役に立つようなことはありません。

もっと継続的に大々的におこなわなければ。環境省(国)から直接地元の団体に補助金が下りてくるのも不思議な話です。

せめて、県や市を通して、そして一緒になって、草原を守っていかなければと考えています。

そうしないと、この草原を守るための運動の輪は、広がっていかないと思います。

田舎で使われる補助金は、ほんとに田舎に落ちているのか?

 

田舎の流通および地域活性化に携わったものから一言言わせてください。

今、多くの補助金が出ています。

商品を作るための補助金、パッケージを作る為の補助金、街づくりのための補助金などなどです。

その補助金を使って多くの人たちが、会社を作ったり、物を作ったりしています。

私も多くの補助金で頑張っている人たちを見てきました。

この補助金のおかげで多くの人が恩恵を受けています。

補助金を使って、自分たちの活動を大きくしたり、継続する為には、補助金は欠かせないものとなっています。

多くの人が金銭の面でも恩恵を受けています。

まずは、いわゆるコーディネーターといわれる人たちです。ものづくり、街づくりのアドバイスをしてくれます。
県や市から雇われた方々が、多く来ます。

そして、セミナーやら講演会、パネルディスカッションなるものを、地元の人たちを集めて行います。

道の駅活性化、産直野菜の販売拡大、地域ブランドの確立、作り方、商店街を活性化しようなどなど、多くのコーディネーターの方々が、この地にも来ました。

ほとんどのコーディネーターの方が、県や市の補助金をもらって講演しています。

みんな言うことは、大なり小なり同じようなことばかりです。田舎の人も、毎回参加する人たちは、同じ顔ぶれで、参加することに楽しみを見出しています。

実際、商品作りなどの補助金が上手く取れて、商品や包装紙、パッケージなどを作ります。そのお金も補助金が使われます。

商品作りをするところには、これを目当てとする業者がたくさんいます。この補助金で物を作り、パッケージを作り儲けます。

商店街の人たちや田舎の人たちは、自分たちの商品ができたといって大喜び、しかし全く売れません。
結局儲かったのは、コーディネーターや商品を作った県外の業者、パッケージを作った業者などで、本人たちは何も儲からない仕組みになっているのです。

このように、田舎の人たちを利用して、また補助金を取らせるために多くの業者が、「手伝い」「アドバイス」というな名の下、お金を搾取していっているのが、田舎の現状でもあるということを知ってもらいたいのです。

全てが、そうではないですが、このようなフローで流れているところが多いと思います。

そのような地元の商品は、価格だけが高く、決して売れる商品ではありません。そんな商品を数多く見てきました。

この補助金も、もとはみんなの税金なのです。全てのアドバイザーやコーディネーターが悪いといって言っているのではありません。

必要なときに、必要な人に補助金を使って頼めばいいのです。補助金があるから、やってみようという方がほとんどです。

補助金はあくまでも後付で。

アドバイザーやコーディネーターもピンきりですので、ほんとに自分たちにあった人にお願いするのがベストです。

同じような講演会を毎年毎年繰り返すような無駄なことは、やめてもらいたいですね。