市民農園より簡単!畑レンタルで野菜作りデビューするための秘訣」

「体力は落ちたけれど、まだまだ“初めて”にワクワクしたい」。そんな私(60代・オジサンブロガー)がこの春から夢中になっているのが、畑のレンタルサービス『シェア畑』です。道具も土もノウハウも、最初から全部そろっているから、肩肘はらずに“無農薬の家庭菜園”がはじめられる。
先日、孫に「じいじのトマト、ぜんぜん青臭くない!」とほめられ、思わず目が潤みました。都会暮らしでも自然を取り戻せる、健康にも家族時間にも効く。この記事では、私の実体験とコツをまじえつつ、シェア畑の魅力を同世代のあなたに徹底紹介します。
テレビや雑誌で見かける機会も増えましたが、実はまだ“知る人ぞ知る”存在。だからこそ、見つけた人が得をする。私も半信半疑で見学したのに、畑の土の温度と、スタッフの人柄に一瞬で心をつかまれました。年齢や経験を言い訳にせず、新しい習慣をはじめるなら——この選択は想像以上にやさしい。
1. 60代こそ“シェア畑”がフィットする理由
還暦を過ぎて思うのは、体は正直だということ。長時間の力仕事や重い土袋の運搬は、翌日にひびきます。その点、シェア畑は「道具貸し出し」「水場完備」「プロのアドバイザー常駐」と三拍子そろい、最初のハードルが驚くほど低い。だからこそ、続く。これが最大の価値だと痛感しています。
最初の“失敗しない”感動
初日に用意されたのは、土づくりが済んだ区画、使いやすいシャベルとクワ、そして播種(はしゅ)のガイド。「ここまでやってくれているの?」と拍子抜けしたほど。トマトの苗を植え付けてから2週間、アドバイザーさんに教わった“わき芽かき”を実践すると、茎がすっきり、実がぐっと大きくなった。昔の私なら独学で迷い、枯らしていたかもしれません。
シェア畑が助けてくれた3シーン
- 腰が弱い私でも、畝立て済みの区画でラクに定植できた。
- 病害虫が出たとき、化学農薬ではなく“防虫ネット+コンパニオンプランツ”の提案で安心して対策できた。
- 猛暑日の水やり時間を朝夕にずらすコツを、掲示板でタイムリーに共有してもらえた。
始める前に確認したいこと
- 家から農園までの移動手段(自転車・バス・クルマ)
- 週あたりの通園頻度(目安:春夏は週2、秋冬は週1)
- 育てたい作物の“難易度”(初年度はトマト・キュウリ・ナスが王道)
- 帽子・手袋・長靴・日焼け止めなど基本装備
- 収穫後の保存方法(冷蔵・冷凍・干す・漬ける)
ざっくり比較表:個人農地 vs. シェア畑
| 項目 | 個人で畑を借りる | シェア畑 |
|---|---|---|
| 初期準備 | 道具・資材を自前で調達 | 主要な道具・資材が用意済み |
| ノウハウ | 自力で学ぶ(試行錯誤) | アドバイザーが常駐し相談可 |
| 管理の安心 | 自己責任でトラブル対応 | 共有ルールとサポート体制 |
| 費用感 | 安い場合もあるが変動大 | 月額制で見通しが立てやすい |
| 継続のしやすさ | 体力・天候に左右されやすい | 負担が分散され継続しやすい |
「楽だから続く、続くから上達する」。これは60代の学び直し全般に言えること。畑でも同じでした。無理をせずに積み重ねるから、収穫の喜びが日常になる。そして“食べる楽しみ”が、運動・会話・外出のきっかけに自然とつながります。
年齢に寄り添う“離脱しない仕組み”がある
・作業は“30〜60分の小分け”で十分:区画は無理のない広さ。今日は支柱、明日は誘引、週末に収穫と分散できる。
・講習会が定期開催:植え付け時期や病害虫対策を“季節の山”に合わせて学べる。
・掲示板とLINEで情報共有:急な天候変化や注意喚起が届くので、判断に迷わない。
腰・膝にやさしい“動線”を発見
若い頃のようにガンガン鍬を振るのではなく、低い姿勢を長く続けない工夫が鍵でした。ベンチでのこまめな休憩、しゃがむ→立つを10回で区切る、立ち作業用の台を借りる——。この“ゆるい工夫”のおかげで、翌日のだるさが激減。畑に行くのが楽しみになったのです。
さらに2つの実例
- “雨の日の学び”:作業が少ない日は、アドバイザーの“土壌講座”でpHや堆肥の基礎を学習。
- “畑友の知恵袋”:となりの区画の先輩から、剪定ハサミの手入れ法を伝授。切れ味が段違いで作業効率が上がった。
よくある質問(私の答え)
Q. 体力に自信がないけれど大丈夫?
— 大丈夫。設計が軽やか。重作業はスタッフに相談すれば代替策が見つかります。
Q. 完全初心者でも収穫できる?
— できます。“季節のおすすめ3選”に乗れば初年から彩れます。
Q. ひとりでも続く?
— 続きます。掲示板と講習会で自然と仲間ができます。
2. 初心者でも無農薬で“失敗しない”仕組みと季節の楽しみ

シェア畑の肝は、無農薬にこだわりつつ“再現性が高い”点。アドバイザーのアドバイス、掲示板の栽培カレンダー、区画ごとの土壌状態の整備が三位一体で、初心者でも結果が出やすい。ここでは季節ごとの私の実践例と、つまずきポイントの回避法をまとめます。
春〜夏の大豊作、そして“食べ切れない嬉しい悲鳴”
春の植え付けでトマト・キュウリ・ピーマンを選択。アドバイザーさんいわく「受粉の手間が少なく、初心者でも成果が出やすい三銃士」。結果は見事に的中し、7月には家庭の冷蔵庫が真っ赤と深緑で埋まりました。近所の友人におすそ分けしたら、「市販より甘い」と目を丸くされたのが自慢です。
季節ごとの“コツ”と“やりがちミス”
- 春:苗の植え付けは“浅すぎ注意”。根鉢の上部がうっすら見える程度に。支柱は風の強い日に備えて早めに固定。
- 夏:水やりは朝夕。日中は根を蒸らすので避ける。マルチやワラで地温上昇を緩和。
- 秋:台風前に背丈のある作物を誘引し直す。落花生やサツマイモは収穫タイミングを逃すと味が落ちる。
- 冬:防寒トンネルで生長を維持。日照時間が短いので追肥は控えめに。
無農薬で守りたい基本
- 連作を避け、科(なかま)をローテーションする
- 防虫ネット・寒冷紗・不織布を活用
- マルチ・敷きワラで乾燥と雑草を抑える
- コンパニオンプランツ(例:バジル、マリーゴールド)を組み合わせる
- 観察日誌をつけ、異変は写真で記録して相談
季節の作付け早見表(例)
| 季節 | 育てやすい作物 | 作業の要点 | 食べ方のおすすめ |
|---|---|---|---|
| 春 | トマト/キュウリ/ピーマン | 苗は節間の詰まった健康株を選ぶ | カプレーゼ、浅漬け、肉詰め |
| 夏 | ナス/オクラ/枝豆 | こまめな摘心と追肥、害虫は手で除去 | 味噌炒め、冷ややっこ+オクラ、塩ゆで |
| 秋 | サツマイモ/落花生/小松菜 | 収穫適期を逃さない、台風対策 | 焼き芋、茹で落花生、お浸し |
| 冬 | ホウレンソウ/ブロッコリー/大根 | 防寒対策、日照に合わせた水やり | 胡麻和え、蒸し野菜、ぶり大根 |
失敗から学んだ“水やりの間違い”
梅雨明け直後、つい日中にたっぷり水を与えてしまい、根が蒸れて葉が萎れました。アドバイザーの助言で、朝夕のメリハリとマルチを導入。翌週には葉色が戻り、実なりも復活。“正しい基本”を教えてもらえる場があるのは心強いと痛感。
病害虫・天候の“リアル対策”例
- アブラムシ:テープで軽く除去→天敵(テントウムシ)を呼ぶためにハーブを近くに配置
- うどんこ病:風通し優先、枝を間引く。重曹スプレーは濃度に注意
- 猛暑:朝夕の潅水+マルチ、遮光ネットを一時的に併用
- 低温:不織布トンネルで保温、株元に堆肥マルチ
妻が“キュウリ嫌い”を卒業した日
採れたてをスティックにし、塩と味噌だけで出したら、「これならいける」とおかわり。香りが青臭くないのは、朝どりと水分管理のおかげ。“畑の時間”が、食卓の会話を増やすスパイスになりました。
もう一歩踏み込むコツ
- 1作物につき“観察ポイント”を決める(例:トマトはわき芽、ナスは葉色、キュウリは曲がり)
- 週1回、区画全体を写真に収め、季節の推移を見比べる
こんな楽しみも:畑の“小さな贅沢”
- 収穫当日の“最短0分サラダ”(畑のベンチでオリーブオイルを垂らすだけ)
- 孫と一緒に“土のにおいクイズ”(湿った土・乾いた土・堆肥の香り)
- 近隣区画の“絶品レシピ”を教わる(浅漬けの黄金比 など)
便利さだけでなく、“正しい方法”が身につく設計。これがシェア畑の無農薬を支える屋台骨です。
3. 健康・家族・仲間。畑がセカンドライフにくれる3つの価値

畑は野菜を育てる場所であると同時に、自分と向き合う“筋トレのような時間”でもあります。過度な負荷はないのに、終えると汗ばみ、よく眠れ、食が進む。心身のバランスが整うのを実感しています。
血圧手帳の数字が語る変化
通園を始めて3か月、朝の上の血圧が5〜8mmHgほど下がりました(個人差あり)。畝間を歩く、しゃがむ、立つ—この“ゆるいインターバルトレーニング”が合っているのだと思います。医師からも「無理のない運動を継続できているのが良い」と太鼓判。続ける動機が“おいしい野菜”というのも最高です。
家族・仲間と広がる3つの輪
- 食育の輪:孫が野菜の名前と旬を覚え、苦手だったピーマンを完食。
- 友人の輪:同世代の仲間と“収穫祭”を開催。持ち寄りで健康レシピを交換。
- 地域の輪:近隣区画の方に教わった“苗の見分け方”が宝物に。誰かの知恵が自分の豊かさに直結します。
チェックリスト:無理なく続けるための工夫
- “行く日”を固定(例:火・金の午前)し、習慣化
- 真夏は30分×2回に分割し、こまめに休憩
- 収穫後の処理(洗う→乾かす→保存)を帰宅後30分で終える導線づくり
- 写真で記録し、変化を楽しむ(ビフォー・アフター)
- できない日は「相談する・任せる」を選ぶ勇気
夫婦の会話が増えた理由
畑で撮った写真を夜に見返しながら、次は何を植えようかと作戦会議。「あのトマト、塩とオリーブだけで主役だね」「来月はサツマイモ掘りでピクニックにしよう」。外食の話題よりも、いつのまにか畑の話題が中心に。ささやかながら“共通の夢”が持てると、暮らしはこんなに軽やかになるのかと驚いています。
こんな人に勧めたい(当てはまったら相性◎)
- 体力に自信はないが、自然と付き合い続けたい
- 食卓の“安心”を自分の手で確かめたい
- 夫婦・家族・友人と新しい共通体験を持ちたい
- 仕事をリタイアしても、学びと達成感を日常に置きたい
- 都会暮らしでも四季を実感したい
料金や見学について(参考)
シェア畑は首都圏を中心に約70農園。見学申し込みは通年で、GW・夏休み・シルバーウィーク・芋ほりの季節は特に人気。初めての方は“見学→区画の雰囲気確認→スタッフへ相談”の順が安心です。私は見学のとき、アクセス・日当たり・近隣の作付けをメモ。結果、無理なく通える区画を選べました。
失敗しない申し込みメモ
- 自宅から30〜40分以内を目安に(往復の負担を小さく)
- 水場・日陰のベンチ・トイレなどの共用設備を確認
- “やりたい作物”より“続けやすさ”を優先
- スタッフの在園時間と、質問のしやすさを見ておく
- 見学当日に焦って決めず、1日寝かせてから最終判断
畑は収穫物だけでなく、“暮らしの輪郭”まで豊かにしてくれます。セカンドライフを設計するうえで、これほどコスパの良い趣味は他にない、と本気で感じています。
まとめ・結び:今日の一歩が、来月の収穫になる
シェア畑は、道具・水場・アドバイスがそろった“失敗しにくい”畑のレンタルサービス。無農薬でも結果が出やすい設計で、健康・家族時間・学び直しを同時に叶えてくれます。60代の私でも続けられたのは、負担が適切に分散されていたから。そして何より、“育てて食べる”という原始的な喜びが、毎日の活力になりました。
—最後に、読者のあなたへ。次の週末、近くの農園を見学してみませんか。アクセスと雰囲気を確かめ、スタッフに気になる作物を相談するだけで、始まりのハードルは一気に下がります。もし私の体験が背中を押せたなら、こんなに嬉しいことはありません。公式の見学申し込みや各農園の空き状況は、以下のリンクから確認で家庭菜園 続けるコツきます。“来月の自分”が、きっと今のあなたに感謝します。
※体験と感想は筆者個人のものです。最後にもうひとつ。畑で出会うのは“人の数だけの物語”です。子どもの独立、親の介護、転職、定年——人生の転機に、畑は静かに寄り添ってくれる。手を動かし、太陽を浴び、小さな芽を見守る。そんな時間が、気持ちの輪郭を整えてくれます。次に畑で会うのは、きっとあなた。帽子と軍手だけ持って、まずは見学へ。





