暮らしの知恵で差がつく!物価高・年金減でも心豊かに生きる方法

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物価高と年金目減りに直面する60代のリアル~誰もが抱える不安と、その中で見つける「暮らしの知恵」~

「老後の不安」は他人事ではない

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「こんなに毎日、物価が上がるなんて思わなかった」「年金の通知を見るたびに、生活が心配になる」。
ここ数年、私の周囲でも、こんな声を聞くことが本当に増えました。私自身も60代を迎え、これからの暮らしをどうやって守るかを真剣に考える日々です。

特にここ数年は、物価高騰年金の目減りという二重苦。食料品も光熱費も、気付けば「じわじわ」と値上げ。これまで通りの生活を続けることすら難しくなってきました。一方で、テレビやSNSを覗くと「老後2000万円問題」や「年金だけでは生活できない」という不安な言葉ばかりが目に入ります。

けれど、同じ60代の仲間たちがどうやって日々を乗り越えているのか、知る機会が少ないのも事実です。
今日は「年金も貯金も目減り…60代夫婦のVLOG」動画や、身近なエピソードも交えながら、リアルな60代の暮らしと、その中で見つけた“暮らしの知恵”を、じっくりお話ししていきたいと思います。


家計を直撃する物価高――60代が実感する生活コストの変化

  • 食品・日用品・光熱費、あらゆるコストが増加
  • 昔と比べて「物価の上昇」を強く感じる場面が増えた
  • 節約の工夫が以前よりも重要になっている

私たちの世代は、物価の変化を何度も経験してきました。バブル崩壊もリーマンショックも乗り越えてきたつもりですが、この数年の物価高は、これまでとは違う「重さ」を感じます

スーパーで野菜や肉の値段を見ると、「また上がってるな」と溜息が出ることも。光熱費の請求書も、去年より何千円も高くなっていて驚きます。
こうした“日常の小さな積み重ね”が、家計全体にじわじわ響いてくるのが今の現実です。

私の家では、買い物の回数を減らしたり、まとめ買いをしたりと工夫していますが、正直「もうこれ以上どこを削ればいいのか…」と頭を抱える日も多いですね。


年金の目減り――「思ったよりも少ない」現実

  • 支給額は増えず、むしろ減る一方
  • 物価上昇に年金額が追いつかない
  • 将来の「医療費」「介護費」への不安も

年金生活を始めてみて驚くのは、「思ったよりも支給額が少ない」という現実です。毎年「年金額改定通知」が届くたび、減っていく数字にがっかりするのは私だけではないはずです。

昔は「年金で悠々自適」なんて言われましたが、今は年金だけで余裕のある生活は難しい
加えて、物価高がその“生活の基礎”をどんどん削っていくのです。

医療費や介護費も心配です。健康には自信があっても、予期せぬ病気やケガは誰にでも起こり得ます。年金の額が減る一方で、出ていくお金が増える未来を考えると、どうしても不安が膨らんでしまいます。


老後資金「貯金」も目減り――インフレ時代の預貯金のリスク

  • 貯金が「安全資産」ではなくなっている
  • インフレで貯金の価値が目減り
  • 預貯金だけでは心細い

「老後は貯金があれば安心」と思ってきた方も多いでしょう。ですが、今のようなインフレ時代には、貯金の価値も目減りしてしまいます。
これはとても皮肉なことですが、せっかく長年コツコツと蓄えてきた資金が、物価上昇の波に飲まれてしまう。

金融機関に預けても金利は雀の涙。私も毎月「これで大丈夫かな…」と通帳とにらめっこすることが増えました。
昔は“定期預金に預けていれば安心”という時代もありましたが、今はそれだけでは不安ですよね。


夫婦で支え合う暮らし――リアルな60代夫婦のVLOGから学ぶ

  • 他の夫婦の生活を知ることで自分を見つめ直せる
  • 「節約術」や「家事分担」の工夫を参考にできる
  • 共感や励ましの声が勇気になる

私が最近感銘を受けたのは、「年金も貯金も目減り…60代夫婦のVLOG」という動画です。
この動画では、普通の60代夫婦が、日々の家計管理や節約、買い物の工夫を実践しながら、互いに支え合って生きる姿が描かれていました。

「今日のお昼は○○円でこれだけのメニューが作れた」
「電気代を抑えるために○○を見直した」
こうした実践知を、夫婦で共有し合い、時に失敗も笑い話にして乗り越えている姿には、私自身もたくさんのヒントと勇気をもらいました。

やはり「同じ世代がどうやっているか」を知ることは、大きな安心につながるものです。


日常生活の“ちいさな見直し”が家計を守る

  • 毎日の習慣の中で節約できるポイントを見つける
  • 食費・光熱費・通信費…どこから見直す?
  • 無理のない“続く工夫”がコツ

「家計の見直し」と聞くと、身構えてしまう人も多いかもしれません。
でも、いきなり大きなことをする必要はありません。例えば、
・スーパーの特売日を活用する
・まとめ買いと冷凍保存で食材ロスを減らす
・電気の「こまめ消し」やLED化
こうした“小さな積み重ね”が、1カ月、1年経つと大きな違いになります。

私の家でも、使っていない家電のコンセントをこまめに抜く、冷蔵庫の設定温度を見直すなど、細かいことから始めています。“ストレスなく続けられる”ことが大切だと思います。


データで見る60代の家計実態

ここで、実際に60代夫婦の1カ月の家計例をグラフでご紹介します。

支出項目平均額(円)
食費55,000
住居費20,000
光熱・水道費17,000
通信費9,000
保険・医療費14,000
娯楽・交際費12,000
その他18,000
合計145,000

(出典:総務省「家計調査」等より独自編集)

グラフ:60代夫婦の家計支出の内訳
(※このグラフはイメージです。実際のデータはご自身の状況と照らし合わせてご覧ください)

支出の大半を占めるのはやはり食費と住居費。これらをどうコントロールしていくかが、家計防衛のカギだと痛感します。


「見える化」と「共有」で家計を守る

  • 家計簿やアプリを使って収支を見える化
  • 夫婦・家族で情報を共有し合う
  • 小さな成功体験を積み重ねる

「家計簿なんて面倒くさい」と思っていた私も、スマホの簡単な家計簿アプリを使うようになって、意外と“楽しい”と思うようになりました。

支出を「見える化」すると、どこに無駄があるか一目瞭然ですし、小さな「節約の成果」が数字になって現れると、モチベーションも上がります。

また、夫婦で一緒に家計を見直すことで、「無駄遣いしない」「無理をしない」という共通意識が自然と生まれました。
ひとりで悩まず、家族と共有していくことが大切だと思います。


「収入を増やす」挑戦も選択肢の一つ

老後
  • シニア向けのパート・副業も増加
  • 趣味や経験を活かせる働き方を探す
  • 収入が少しでも増えると心の余裕も生まれる

年金と貯金だけでは不安な時代、「働く」という選択肢も現実味を帯びてきました。
最近ではシニア向けの求人も増えてきており、週に数回だけのパートや、在宅でできる副業など、自分のペースでできる働き方も多くなっています。

私は、趣味の延長で「写真講師」のアルバイトを始めました。最初は不安でしたが、新しい人と出会うこと、社会とつながりを持つこと自体が大きな刺激になっています。
収入が少しでも増えることで、心にも余裕が生まれます。


地域のサポートや助成制度を活用する

  • 各自治体で利用できる支援や補助金制度を調べる
  • 「相談する」ことで情報が広がる
  • 一人で抱え込まない

困ったときはお互いさま」という言葉がありますが、自治体や地域のサポート制度を利用するのも、とても大事な選択肢です。
例えば、高齢者向けの医療費助成、光熱費補助、生活支援ボランティアなど、意外と多くの支援があります。

私も市役所に足を運び、担当の方に相談したことで「使える制度」がたくさんあることを知りました。「一人で悩まず、まず相談してみる」ことが解決の第一歩です。


心の健康も守る――「孤独」と「不安」に向き合うために

  • 不安や孤独を一人で抱え込まない
  • 仲間や家族との「おしゃべり」が大切
  • 心の余裕が生活の安心に直結する

物価高も年金減も、日々の不安も――。
一番つらいのは「誰にも相談できない」「ひとりで抱え込む」ことです。
最近では、同じ年代同士で集まって「生活の知恵」を話し合うサロンや、オンラインで気軽におしゃべりできる場も増えてきました。

「こんなことに困っている」「こうやって乗り切った」
――お互いの話を聴き合うだけでも、不思議と心が軽くなります。
心の余裕が、暮らしの安心につながることを、私自身も改めて実感しています。



まとめ――「自分らしい暮らし」を守るために、今日からできること

最後に、「物価高」「年金目減り」の時代を生きる私たち60代が、今日からできることを改めて振り返ってみましょう。

  • 生活費の“見える化”で家計を守る
  • 節約の工夫は「小さく・無理なく・楽しみながら」
  • 夫婦・家族・仲間と情報を共有して、孤立しない
  • 必要ならば「収入を増やす」ことにも挑戦してみる
  • 地域のサポートや制度は積極的に活用する
  • 心の健康を守るために、人とのつながりを大切にする

「老後の暮らし」は決して“受け身”ではなく、“自分で選び、工夫する”ことで、もっと安心で豊かな毎日にしていけると、私は信じています。

あなたは、今日から何を見直しますか?
どんな一歩でも、きっと明日につながる――
そんな気持ちで、一緒にこの時代を乗り越えていきましょう。


(※本記事は2025年7月時点の情報をもとに執筆しています。生活環境や制度は地域によって異なりますので、ご自身でも最新情報を確認のうえ、ご活用ください)

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