次第に記憶も元通りになってきたような感じがします。
相変わらず面会はできないので、父親からの報告になります。
父親の報告によるとかなり水頭症による健忘症は無くなっており、普段通りの会話ができるようになったそうです。
そこで、スマホを持ってきてほしいという事なので、スマホをもっていくことに。
すると、母親から私に電話があり、久しぶりに会話をすることができました。
その声は、今までの正常の時の母親とほとんど変わりがなく、話の内容もはっきりとしていました。
今まで会話をしてもほとんど上の空のような会話だったことを考えると、本当にうれしいの一言です。
こうやってまた普通の会話を母親とできる日が来るとは、思ってなかったので、うれしかったです。
嬉しい一方、頭の中の腫瘍は、日々進行しています。
明日からいよいよ第1回目の抗がん剤の投与が始まるようです。
その準備のために、髪の毛が抜けた時のために、帽子を購入したようです。
母の体力が、抗がん剤(シリーズ全5回)およそ半年の間、耐えられるかという問題と、脳の中心に腫瘍があるので、そこまで抗がん剤が届くのかどうかという事です。
せっかく意識も戻り普通に会話ができるようになったのですが、抗がん剤治療を始めると、また意識がもうろうとしてくるのでしょう。
「お母さん頑張って!!」
なんとか腫瘍を取り除きましょう。
腰が痛いと言っていますが、どうやらその痛みは、健忘症の時に、ベッドに固定されていたためだと思われると看護師さんが言っていました。
本人は、全く覚えていないようですが・・・