田舎暮らしで網膜剥離 そしてついに入院です

過去の自分を振り返る
Skitterphoto / Pixabay

急遽入院することになりました。

入院して、翌日か翌々日かは、忘れましたが、すぐに手術をすることになります。

自分自身も何が何だかわからないまま、1日中ベッドに寝ているだけです。

できるだけ、起きてはいけない、振動を与えてはいけない。そうしないと網膜がどんどんはがれて、右目のすべてが見えなくなってしまうといわれていました。

もうその時は、すでに右目は、下半分の視野は失われていました。かろうじて右目上半分が見える状態でした。

手術当日です。

今まで手術の経験はあった(このこともまた後日ブログで紹介できれば書きたいと思います)ので、手術自体はさほど怖さを感じることは、ありませんでした。

それよりも今回の手術は、全身麻酔ではなく、部分麻酔だというのです。目の部分だけ麻酔をして施術を行うのです。

これって、意識があるまま、手術室に入り、意識がはっきりとしている間に手術を受けるということなんです。

これって少しワクワクしません?

私はすごく楽しみでした。

いよいよ手術着に着替えて手術室へ、ストレッチャーに乗って、エレベーターに乗って、手術室へと移動します。

手術室へ到着です。

そこでは、音楽が流れ、先生の「では、始めます」という合図とともに手術が始まりました。

先生たちも、私の緊張をほぐすためか、何かおしゃべりしながら手術を行っています。こちらもかなりリラックスできます。

どんな手術かはよくわかりませんが、途中、「痛くなってきましたか」といわれ、「はい、少し痛くなってきました」と答え、「では、麻酔を少し打ちましょう」と言われたことを覚えています。

そのほかのことはあまり覚えていません。それほど苦痛でもなく、スムーズに手術はいったと思います。

時間も1時間もかかっていないのではないでしょうか。

そのまま、病室へと移動し、目に眼帯をした状態で、その日の夜を迎えます。

さすがにその日の夜は、目が痛かったのを覚えています。

どれくらいで、その眼帯をとってもらったのかは、もう記憶にないのですが、初めて眼帯を取った日は、少し、ぼやけていましたが、今まで見えなかった右目の下半分もしっかりと見えるようになっていました。

右目のぼやけも、日々改善し、次第に元通りに見えるようになってきます。

入院した時に左目も検査してもらい、網膜剥離になりそうなところをレーザーで治療してもらいました。

レーザー治療って痛くないと聞いていたのですが、これが意外と痛いんです。目の奥にジーンと鈍痛が走ります。痛い時もあれば痛くない時もなります。

同じ病室の人で、糖尿病から失明の危機にあった方がいらっしゃいましたが、この方は、このレーザー治療を受けており、数百発のレーザーを受けたそうです。これは結構きついですよ。この時に私も思いました、糖尿病はなりたくないと。

そのあとの入院生活は天国のようでした。

手術は終わり、日々回復する視力を喜び、体は全く元気なので、1日中のんびりとベッドの上で、ゆっくりさせていただきました。

網膜剥離の手術について知りたい方は、私の経験でよければ連絡くださいね。わかる範囲でお答えいたします。

by カエレバ

 

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